ジミー・スヌーカの逮捕:UPDATE、第1級殺人の可能性もあった

"スーパーフライ" ジミー・スヌーカ

ジミー・スヌーカ逮捕されたというニュースが出た後、リーハイ・バレー地方検事が記者会見を行い、スヌーカの事件について説明しました。下記の記事はそのハイライトになります。当初はただの過失だと思われていましたが、かなり殺人事件の可能性があるようです。


PWInsider 2015.9.1
ジミー・スヌーカの殺人事件:最新版
(Jimmy Snuka Murder Case Updates)

WWE殿堂者のジミー・スヌーカは、30年以上昔の当時の交際相手(ナンシー・アルジェンティーノ)の死について、第3級殺人と過失致死の容疑で逮捕された後、9月1日(火)の午後、100,000ドル(約約1,200万円)の保釈金を払って保釈されました。
当局はスヌーカが逃亡するおそれが無いと考え、保釈金を払った後すぐに彼のパスポートを返しました。

その後リーハイ・バレー地方検事のジェームス・B・マーティンは記者会見を行いました。マーティンは、スヌーカは今朝(9月1日)当局に出頭してきたと言いました。(※複数の関係者は、スヌーカは自宅で逮捕されたわけでは無いとして指摘しています。)
そしてスヌーカがいくつかの理由で大陪審によって告発される事となったのは、その1つがスヌーカがナンシーの件で当局に証言した内容と、数年前に出版されたスヌーカの自伝の内容が違っていたためという事でした。
スヌーカが当初警察への緊急電話(911コール)で言ったのは、ナンシーを殴ってしまったという事でした。しかし、その後警察には、ナンシーとぶざけてレスリングをしていたら、彼女の頭を強く押してしまったと証言していたと言うことです。

そしてスヌーカの自伝では、2人でトイレに行くために高速道路の脇に駐車した時、ナンシーが滑って岩に頭をぶつけたと書かれていました。この話が変わっていることが、大陪審の調査が行われる事になった主な理由です。

1983年のナンシーの検視報告から過去にナンシーは暴行を受けていたと、ナンシーを検死した監察医の証言していました。
現在のリーハイ・バレーの検死官も、ナンシーの死が殺人であったと最初の監察医の証言に同意しています。

大陪審は今回の事件に関する30以上の資料を見直して、さらにこの事件について証言していない、新しい目撃者が数人現れました。このすべての要因が、今年7月に大陪審がスヌーカを告発する事につながりました。その後裁判官とマーティンは告発を承認しました。
マーティンは、スヌーカに対しての有罪判決に必要な証拠が不十分と考えたので、第1級殺人容疑での追求を行わなかった事も言及しました。

また、マーティンはこの事件でのスヌーカの保釈について、納税者が命に関わる病気の治療を受ける事ができるように保釈が決定されたと言いました。
スヌーカは胃がんの手術後、7月末に自宅に戻っています。これによりスヌーカが逃亡する事は無いと当局は判断しました。

スヌーカは出頭要請を受けて大陪審の審理に出席したが、自分を守るために決して証人台に立ちませんでした。そして証言する事も拒否しました。
マーティンは2013年にナンシーの家族と会って、それから彼はこの未解決事件の調査に至りました。

スヌーカは、9月21日午前9:30に予審に出席する事になっています。

(情報:PWInsider)


裁判関係について詳しく無いので、間違っていたらごめんなさい。東スポの記事だとナンシーの体には相当な傷があったようですね。
あとWWEディーバのタミーナ・スヌーカは、ジミー・スヌーカの娘です。事件とは全く関係ありませんが。