北米でPPV放送された新日本プロレスの「レッスルキングダム9 in東京ドーム」、海外サイト「Voices of Wrestling」では早速レビューが掲載されました。はたして海外の反応はいかに？
Voices of Wrestling 2015.1.4
■新日本プロレス “レッスルキングダム9” 評価
（New Japan Pro Wrestling “Wrestle Kingdom 9″ Review）
2015年のベストバウト候補が2試合も用意されていた！
第1試合：IWGP Jr.ヘビー級王座4WAY
この試合に関しては、観客は静かでした。ボビー・フィッシュとKUSHIDAの素晴らしいマット・ワークで始まりました。フィッシュはNOAHを経て、38才にして新日本でチャンスを掴みました。そしてreDRagonがコズロフにチェイシング・ザ・ドラゴンを決めて勝利。選手達はの頑張りは噛み合ってなかったように見えます。でも熱いトップバッターでした。
評価：★★★3/4
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第2試合：本体 vs バレットクラブ
本間朋晃が高橋裕二郎にこけしを決めたところで、ドームの観客は大盛り上がり。凄く良い瞬間。本当は★2つの試合ですが本間で会場が沸いたので★追加。
評価：★★★
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第3試合：矢野&NOAH vs 鈴木軍
短い時間の中で与えられた役割をこなして、魅力的でした。TMDKとKESは、みごと確執を生じさせました。ですがNOAHの選手を紹介するにしては、短い試合時間でした。
評価：★★1/2
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第4試合：桜庭和志vs鈴木みのる
戦前の予想が割れましたが、結果的にヒットでした。彼らはもの凄いストーリーを見せてくれて、プロレス的なドラマは硬派で説得力がありました。
評価：★★★3/4
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第5試合：NEVER無差別級王座
好き嫌いが分かれる試合です。死ぬほど互いをぶちのめす2匹の野生の雄牛のようでした。これは予想通りの楽しい残酷ショーでした。
評価：★★★★
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第6試合：IWGP Jr.ヘビー級王座
田口隆祐は目つぶしの後の動きが凄かったです。見所は、ケニー・オメガのランニング・パワーボムを切り返して、オメガをターンバックルにぶつける田口隆祐の場面でした。アメイジング！オメガのレスリングには、邪悪性や創造性があります。片翼の天使でタイトルを手にしましたが、”The Cleaner” としては、もう少し改良の余地があると思います。そして田口のパフォーマンスもとても良かったです。
評価：★★★1/4
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第7試合：IWGPタッグ王座
アンバー・オニール（ギャローズの奥さん）の新日本デビューでした。後藤洋央紀は危機迫る顔ですね。そして柴田勝頼との盟友タッグは随所でアピールされました。ですが、試合内容はあまりよくありませんでした。おそらく、ギャローズが1番良いパフォーマンスでした。柴田&後藤は伝統的なベビーフェイス・タッグチームな試合をしました。
評価：★★★1/4
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第8試合：内藤哲也vsスタイル
AJスタイルズが常に先手を取る試合でした。AJは見事な雪崩式スタイルズクラッシュで勝ちましたが、この試合は長いスカッシュ・マッチのようでした。これは次期IWGPヘビー級王座の挑戦者を決める試合でもあり、凄い試合が組まれました。
評価：★★★★
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第9試合：IWGP IC王座
この試合は素晴らしい。残忍な性格を見せた飯伏幸太と、とてつもないパフォーマンスを見せた中邑真輔による試合。ノックアウトされてフラフラになった時に見せた、飯伏の正気でない、狂気じみた顔が試合をネクストレベルにさせました。これは飯伏がトップスターになる為に用意された長い道のりです。なので中邑が勝ちました。ですが、飯伏は負けによってのマイナス面はありません。まだ2人のG1の試合を観ていなければ何とか観てください。凄いストーリー、完璧な処刑、信じられない試合。
評価：★★★★★
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第10試合：IWGPヘビー級王座
これは今までの中で、最も偉大な試合の内の1かもしれない。最上級の選手が2人もリングに揃うなんて滅多にない。全力で超大作でした。驚くべきドラマ、驚くべき心理戦、正気でない試合ペース。棚橋は最高のレスリング技術レベルで、最も素晴らしい試合で彼の強さを示しました。この2人の戦いは三沢/小橋を除いて、他のすべてを圧倒します。
評価：★★★★★
（情報：Voices of Wrestling）
レスリング・オブザーバーの評価が出たら、そちらも掲載します。
