[新日本プロレス] 棚橋弘至の米国でのインタビュー、中邑真輔やROHの試合スタイルなど語る

棚橋弘至

棚橋弘至は2月のROH遠征時に、試合だけでなく現地でインタビューを受けていました。WWEに移籍した中邑真輔の事やROHの試合スタイルの事など、色々と語っています。


Sports Illustrated 2016.3.15
棚橋弘至が色々と語る
(Hiroshi Tanahashi Spoke about ROH & more)

2月27日(金)ネバダ州ラスベガスで行われた「ROH 14周年記念PPV」で、新日本プロレスの棚橋弘至はマイケル・エルガンとタッグを組んでブリスコ・ブラザーズと対戦しましたが、その米国遠征中に棚橋はスポーツ・イラストレーテッドのバジャスティン・ラッソのインタビューを受けていました。
以下そのハイライトです。


Q:中邑のWWE移籍について
棚橋:彼がWWEに行くとは本当に驚きました、彼の代わりになる人なんていない、誰も彼のようにはなれない。彼は唯一無二の存在です。

Q:WWEと接触はあった?
棚橋:WWEは自分には接触してこなかった。WWEはいつも観ています。WWEあ展開が早くないから良いですね。自分は新日本プロレスにいて幸せです。自分は新日本プロレスの全てが好きなんです。

Q:ROHについて
棚橋:ROHのベルトが欲しいですねジェイ・リーサルのベルトが。もし自分がROHのベルトを巻いたら米国でも防衛戦をやりますよ。そして新日本プロレスのビッグイベントでも防衛戦をやります。

Q:小さい時の夢は?
棚橋:若い時の夢は野球選手になることでした。まだ子供の時は野球が好きで、ライトを守っていました。日本の野球はまだ観てますよ。
田中将大投手が好きで、去年ROHの試合でニューヨークに来た時、サインボールをもらいました。

Q:肩の怪我は大丈夫?
棚橋:肩は大丈夫です。どこも悪い所は無いです。休みは無いけど、疲れた事は無いんです。

Q:成功した秘訣は?
棚橋:プロレスで最も大事な事の1つが、観客とつながる事です。2005年〜2010年まで自分はヒール、ナチュラルなヒールでした。本当はベビーフェイスをやりたかったんです。でもヒールをやっていた時、ヒールも重要なんだって気がつきました。ベビーフェイス vs. ベビーフェイスじゃ意味が無い。ヒール vs. ベビーフェイスが1番良い。
感情面が重要だと思う。自分たちはお客さんに感情を見せている。展開が早すぎると、プロレスでは感情を表に出せない。新日本プロレスとROHのスタイルは対照的で、特に日本人のレスラーは分かりやすい思う。ROHは展開が早いよね。全体的に早くて、短い。次から次って感じで。観客に応援させる時間を作る必要がある。展開が早いと観客は考える暇がない。なので早いスタイルになると嫌ですね。そうなると切りが無い。

Q:ヤングバックスについて
棚橋:ヤングバックスと試合をするのは好きですよ。日本でも米国でも彼らは大人気ですね。観客も彼らを応援するのが好きみたいだし。

Q:オカダ・カズチカについて?
棚橋:オカダは若いんだけど、早い動きも遅い動きも、スピードに関しては素晴らしいですね。それが彼が素晴らしい理由です。オカダの動きにはかなわない。

(情報:Sports Illustrated Extra Mustard)


まさかROH遠征でROH批判をするとは。本人にその意図は無かったとしても、そう捉えられてしまう内容ですね。DDTの時の事も考えると、そういう人なんでしょね、棚橋選手は。面白いです。