AEWが高額オファーをしていたWWEのトップ選手とは?、ルチャ・アンダーグラウンドを辞めたい選手たち

ランディ・オートン

AEWは選手獲得に全力で取り組んでいます。


Wrestling Observer 2019.2.6
AEWが高額オファーをしていたWWEのトップ選手

5月25日(土)に旗揚げ大会 “DOUBLE or NOTHING” を開催するオール・エリート・レスリング(AEW)は、現在全力で選手獲得に動いています。そんなAEWは、WWEのトップ選手の1人に高額なオファーをしているとの情報がありました。
Fightful.comによると、AEWがオファーをした選手はランディ・オートンの可能性があるそうです。実際にAEWがオートンにオファーしたかどうかは不明だそうですが、オートンはAEWと連絡を取っていたとか。しかしAEWはWWEの選手を引き抜こうとはしていないとのこと。

またAEWはルチャ・アンダーグラウンドでも活躍しているキング・クエルノことエル・イホ・デル・ファンタズマにも高額なオファーをしていたそうです。しかしルチャ・アンダーグラウンドとの7シーズン分の契約がある為にそのオファーを受ける事は出来ませんでした。
しかも当初の予定より撮影の回数も少なく他団体のレスラーよりも低いギャラのままで、ROHやAEWから条件の良いオファーがあったのに米国での新たな契約の機会を失ったとして、その契約を無効にする為にルチャ・アンダーグラウンドを放送しているエル・レイ・ネットワークと番組制作会社のババGプロダクションを訴えたそうです。
ルチャ・アンダーグラウンドのギャラは当初1エピソード出演につき750ドル(約82,000円)だったそうです。ほとんどのレスラーは年間で4,000ドル(約44万円)も稼げていなかったとか。他の団体では少なくとも年俸50,000ドル(約550万円)からスタートすると主張しています。
またイヴァリース、コブラムーン(サンダー・ロサ)、ジョーイ・ライアンも同様に訴えているそうです。

ルチャ・アンダーグラウンド関連ではペンタゴンJr.とレイ・フェニックスもAEWに出場する事になりました。2人もルチャ・アンダーグラウンドとの契約があるのでAEWと契約する事は出来ません。ただし撮影が無い場合のみ出場できます。(今後のルチャ・アンダーグラウンドの札絵の予定はまだ無いようだが?)
しかしルチャ・アンダーグラウンドは、選手が望めば契約を解除することができると主張していました。実際ルチャ・アンダーグラウンと契約していたジェフ・コブとPJブラックはROHと正式に契約できています。選手によって対応が違っていたのかもしれません。

また新たにサミー・ゲバラもAEW行きとなるようですが、まだゲバラはAAAのクルーザー級王者です。独占契約では無いかもしれないが、詳細はまだ不明。

(情報:Wrestling Observer)

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AEW側はあるエージェントがこのような情報を出してWWEに対して有利になるようにしていると主張。