スゴイ会場の盛り上がりだったNXT Takeover R Evolutionですが、WWE社内とビンスには評判が良く無かったようです。
番組終了後にトリプルHがビンスへの皮肉と思われるツィートをしたことで、2人の確執があらわになりました。
その様子を海外サイト「WHAT CULTURE」が詳しく報じています。
Grahame Herbert 2014.12.12
■トリプルH、NXT特番後にビンスに皮肉を言う
(Triple H Takes Dig At Vince McMahon During NXT Takeover)
Hey, can anyone help me? I'm missing a whole box of brass rings.
#NXTTakeOver @WWENXT
— Triple H (@TripleH) 2014, 12月 12
ヘイ、誰か私を救えるかい? 1箱丸ごとのブラスリングを失ったよ 。
(※ブラスリングとは成功の意味。)
これは11日(木)に行われたNXT Takeover R Evolutionの終了後にツィートされました。
イタミ・ヒデオ、フィン・ベイラー、エイドリアン・ネヴィル、サミ・ゼイン、ケビン・オーウェンス、シャーロットなどの若い才能が活躍し、素晴らしいプロレスリングのショーでした。
トリプルHのツィートの”ブラスリング”は、オースチンPodcastでビンス・マクマホンが「若いミレニアル世代のスーパースター達はブラスリングに手が届かない」という発言し、彼らの成功を否定した事から来ています。
参照:オースチンPodcast ビンス、今のスーパースター達を語る
トリプルHのツィートは、NXT特番に本当に感動していたからです。
トリプルHが個人のプロジェクトとしてNXTをしているのに対し。ビンスはほとんど関心がなく今回のNXT特番に不満を抱いていました。
トリプルHとビンス・マクマホン&ケビン・ダン(WWEプロデューサー)両者の根底にある確執が、NXTを通して表れました。シャーロットが先週のRAWでちょうど2分で負ける為に試合を組まれたので、これは明白です。トリプルHは水曜日の電話会議で、自分のいない所で台本変更が行われるRAWを批難しました。
ビンスとトリプルHの哲学と創造性の違いはNXT Takeover R Evolutionで明らかになりました。
トリプルHは制作者&マネージャーとして完全に支配しました。ビンスプロデュースのRAWと比べてレスリング中心のショーです。
(情報:WHAT CULTURE)
WWEの中の人と思われる人物は、
これ(NXT特番)はWWEの人達の評判は悪い。彼らはすでにハードコアなファンは重要視していない。これが助けになるとは思わない。
と発言しています。
※ビンスのNXT特番の感想、お気に入り編
※ビンスのNXT特番の感想、気に入らない編
今後のNXTの展開で、トリプルHのWWE内での立場が見えてきそうですね。