新日本プロレスワールド、海外サイトからダメ出しされる

新日本プロレスワールド

海外サイト「Cageside Seats」が、WWEネットワーク加入者100万人突破を記念して、新日本プロレスワールドの問題点を指摘しています。ですが愛あればこその指摘だと思います。
※記事中の数字の根拠は不明なので、ご注意ください。


Cageside Seats 2015.1.27
WWEと違って、新日本はまだ波に乗れない
(Unlike WWE, NJPW have little yet to crow about with their network)

WWEがようやくネットワーク加入者100万件突破を発表したこの日に、WWEに続き昨年12月にPPVからオンライン月額サービスへ移行した、新日本プロレスについて考えてみる価値があります。今のところ新日本のオンライン・サービスの加入者はたった20,000件です。現段階では目標の半分です。

加入者の目標は、サービス開始時に比べれば軽率では無かったように見えます。しかし、昨年WWEが経験した産みの苦しみに沢山直面する事になるでしょう。
それは新日本の年間最大のPPV、今年のレッスルキングダム9で沢山の加入者を獲得しなければなりませんでした。しかしそれは出来ませんでした。
彼らは、当初自ら1.4東京ドームまでに40,000件獲得を設定していたが、20,000件を達成したのは先週の22日までかかりました。

新日本の目標は、簡単に達成するのは現実的であった点に注目する必要があります。レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーのレポートでは、2013年と2014年のレッスルキングダムのPPVでは、新日本プロレスワールドより高い値段にも関わらず、約100,000件ほどの購入がありました。

しかしながら、他の情報では2014年のPPVでは15,000件しか購入が無かったと伝えています。この野心的な目標は、価格を下げた事により実行不可能では無かったはずです。
だが状況は変化しているので、このデータではそれを説明するのは難しいです。年配の人は新しいテクノロジーに触れるのを嫌がります。PPVの需要に対してこの価格(999円)は適応性がありません。

もう鈍いスタートは気にせず、新日本プロレスワールドはWWEネットワークから沢山コピーして、WWEが昨年11月にやったように無料月間を提供する必要があるように思います。そうすれば何が不足しているか見えて来るでしょう。
WWEのように100万件は必要なければ、新日本の損益分岐点はかなり低い点も考慮する必要があります。

当サイトは彼らの幸運を祈ります。世界的な人気と日本の主流なTVの露出の少なさは、WWEよりとても厳しい状況かもしれません。
(情報:Cageside Seats


1.4東京ドームまでに4万人集めるって言ってましたっけ?
それにしてもサービス発表時に明確な目標が無かった所を見ると、その時点でちゃんとした会員獲得の計画は無かったんでしょうね。よくある “作って満足” で無ければ良いのですが……。

青空プロレスNEWSのツイッター!