ヤングバックス、引き続き新日本プロレス出場を含むROHとの複数年契約に合意か?

ヤングバックス

ROHと再契約に向けて交渉中と言われていたヤングバックス、どうやら交渉はまとまったようです。


Wrestling Observer 2016.12.3
ヤングバックスが再契約へ
(Young Bucks Sign New Contracts With ROH & NJPW)

12月2日(金)に行われたROH年間最大のイベント、ファイナルバトルPPVでブリスコ・ブラザーズから勝利しROH世界タッグ王座を防衛したヤングバックス。彼らのROHとの現在の契約は今年12月31日(土)までとなっていて、ROHは新たな契約のオファーをして2人はそのオファーを現在検討中との情報がありました。

レスリング・オブザーバーによると、ヤングバックス(兄マット・ジャクソン31歳、弟ニック・ジャクソン27歳)は新たにROHと2年契約を結ぶ事に合意したそうです。そして今回は複数年契約となったが、金額以外では現在の契約内容が継続される事になるとのこと。なので来年以降も引き続き新日本プロレスに出場する事になりますが、新しい契約ではROHと新日本プロレスからのギャラはかなり増える事になるのだそうです。

現在のROHとの契約は北米独占契約となっている為、基本的にカナダ・アメリカ・メキシコの3カ国にある他団体には出場できません。しかしPWGはROHと提携しているので、ROHの日程と被らない範囲で出場する事が可能となっています。その他の団体に出場する時は、ROHの許可が事前に必要となります。上記の3カ国以外の団体であれば、ROHの日程と被らない範囲で自由に出場する事が可能です。
そして新日本プロレスには最低でも1年間で10週は出場する事になっているそうです。(※今年は怪我でBOSJを欠場してしまったが)

また2人の契約の大きな特徴として、自身のグッズはすべて自分達で権利を含めて取り扱う事ができます。これはヤングバックスのみに認められていて、他の選手に関しては基本的にTシャツのグッズの権利はROHが有しているそうです。

現在ROHは来年に向けて多くの選手と再契約交渉をしています。ROHは今までのWWEの為の踏み台という立ち位置から、レスラーとして最終目標となる団体に成長する為に、主力選手には今までより高額な契約のオファーをしているそうです。

(情報:Wrestling Observer)