[ROH&新日本プロレス] 6.23 ベスト・イン・ザ・ワールドPPVで何が起こった?:KUSHIDAがTV王座防衛、次はジョイ・ホワイトと対戦。コーディ・ローデスがROH世界王者に、オカダ・カズチカとは王者対決に、他

6月23日のROHベスト・イン・ザ・ワールドPPVで、一体何が起こった?


ROH 2017.6.23
ベスト・イン・ザ・ワールドで何が起こった?

現地時間6月23日(金)マサチューセッツ州ローウェルで開催されたROHベスト・イン・ザ・ワールドPPV。その第3試合では、ザ・リベリオン vs. サーチ&デストロイの敗者チーム解散マッチが行われました。試合はサーチ&デストロイの4人がリベリオンの4人にそれぞれ関節技を決める。試合権利のあったジョナサン・グレシャムがレット・タイタスに卍固めを決めると、タイタスがタップしてサーチ&デストロイの勝利。これでケニー・キング&レット・タイタス&カプリス・コールマン&シェイン・テイラーのリベリオンの解散が決定。
しかし試合後この日試合の無いパニッシュメント・マルティネスが現れ、ジェイ・ホワイトに強烈なフロントハイキックを決めてしまう。


第5試合ではブリー・レイ&ブリスコ・ブラザーズのROH世界6人タッグ王座にダルトン・キャッスル&ボーイズが挑戦。しかしこの日執拗にボーイズを狙うジェイ・ブリスコ、せっかくの勝機にもジェイは単独でボーイズに襲い掛かり、その隙にキャッスルがマークを丸め込んで勝利してしまう。
これでキャッスル&ボーイズが新ROH世界6人タッグ王者となった。


続く第6試合は、KUSHIDAのROH世界TV王座にマーティ・スカルが挑戦。スカルのクロスフェイス・チキンウィングから幾度も逃れるKUSHIDA、トップロープ上での攻防で逆にKUSHIDAがスカルの得意技の指ポッキンをすると、そこから雪崩式バック・トゥ・ザ・フューチャーからの正調バック・トゥ・ザ・フューチャーを決めて勝利。ROH世界TV王座の防衛に成功。
そして翌日のTV収録では、ROHに武者修行中のジェイ・ホワイトがROH世界TV王座に挑戦することが決定していたので、ホワイトはKUSHIDAと対戦する事に決定しました。


そして第7試合は、ヤングバックスのROH世界タッグ王座に前IWGPタッグ王者のウォー・マシーンが挑戦。しかし試合前にチャック・テイラーとバレッタのベストフレンズが登場。バレッタは5月14日の新日本プロレス&ROH合同興行で、ヤングバックス&ハングマン・ペイジ組に六本木ヴァイス&チャック・テイラー組が勝利した(※テイラーがマット・ジャクソンにオーフル・ワッフルを決めて勝利している)ので、自分達もヤングバックスに挑戦する資格があると主張してROH世界タッグ王座は3WAYトルネード戦に変更。
しかしハチャメチャな展開の試合を制したのはやっぱりヤングバックス。ヤングバックスが王座の防衛に成功。


メインイベントの第8試合は、クリストファー・ダニエルズのROH世界王座に再びコーディ・ローデスが挑戦。試合はパイプ椅子攻撃、テーブルクラッシュと荒れた展開になる。試合中レインメーカーを出して、7月1日に対戦するオカダ・カズチカにメッセージを送るコーディ。最後はコーディがクロスローズを決めて勝利。コーディが新ROH世界王者となりました。コーディにとって世界王座はこれが初戴冠。
コーディのROH世界王座戴冠という事で、これのせいでG1出場は無くなったのでしょう。7月末にはROHのTV収録もあるのでROH王者が出ない訳にもいきません。
しかし7月1日(土)の新日本プロレス ロサンゼルス大会でオカダ・カズチカのIWGPヘビー級王座に挑戦する事が決まっているコーディ・ローデス。これでIWGPヘビー級王者とROH世界王者のどちらも負けられない対決となってしまいました。一体どのような決着となるのか?


※:6月23日 ROHベスト・イン・ザ・ワールドPPVの結果はこちら


(情報:ROH)