ジェリコvs.ケニー実現に向けて活躍したドン・キャリス、そしてワールドタッグリーグに出場するサミ・キャラハン&ジェフ・コブに関する情報です。
Wrestling Observer 2017.11.9
■ドン・キャリス、サミ・キャラハン&ジェフ・コブ関連情報
ケニー・オメガ vs. クリス・ジェリコのIWGP USヘビー級王座戦が来年の1.4東京ドームで行われる事が正式決定しました。これは8月26日(土)に行われたフロイド・メイウェザー vs. コナー・マクレガー戦が決まるまでの過程を見て、ジェリコが何か大きな事をしようと考えたのがきっかけだったそうです。
そしてジェリコはケニーとの対戦を思いつき、2人の知人であるドン・キャリスに間を取り持ってもらったそうです。その後ニューヨークで新日本プロレスも交えて話し合いが行われました。決定するまでに2ヶ月間かかったそうですが、ケニーとジェリコの対決を実現させるのに大きな役割を果たしたのはドン・キャリスだったそうです。
キャリスは現在新日本プロレスワールドで英語解説を担当しています。実はキャリスを新日本プロレスに紹介したのはケニーだったそうです。ケニーとキャリス、そしてジェリコは3人ともカナダ・ウィニペグ出身という共通点もあります。
そんなキャリスですが、実はインパクト・レスリングから誘われていて、今年中か来年1月には新日本プロレスを辞めてインパクト・レスリングに移るのではないかとの話がありました。
レスリング・オブザーバーによると、キャリスは新日本プロレスから切られない限りワールドで解説を続けると話しているそうです。実際インパクト・レスリングとの契約はまだ行われていません。もしキャリスがインパクト・レスリングと契約したとしても、新日本プロレスとインパクト・レスリングの両方で仕事をする事は現在の状況では可能なのだそうです。
そして11月18日(土)から開幕するワールドタッグリーグ2017に出場するサミ・キャラハンは、11月5日(日)に行われたインパクト・レスリングのバウンド・フォー・グローリー2017で同団体デビューしました。この時キャラハンはインディ・シーンでOI4Kとして一緒に活動しているoVeを助ける為に登場しただけですが、10日のTV収録ではoVeと一緒のノーロープ有刺鉄線デスマッチを行なっています。残念ながらキャラハン達は負けてしまいました。
インパクト・レスリングデビューしたキャラハンですが、今のところインパクト・レスリングと契約したという情報はありません。
Past 24 hours have been epic. The WORLD is talking. We did the 1st NO ROPE BARBWIRE that will air on NATIONAL TV. Mediocrity is DEAD. pic.twitter.com/vox4li11Cr
— Worldwide Desperado (@TheSamiCallihan) 2017年11月11日
そんなサミ・キャラハンと、もう1人ワールドタッグリーグ2017に出場するジェフ・コブは現在ルチャ・アンダーグラウンドと契約しています。サードシーズンの放送は10月18日(水)で終了し、フォースシーズンの放送は未定でした。しかしルチャ・アンダーグラウンドは2018年初旬にフォースシーズの放送が決定したと発表しています。
— Lucha Underground (@LuchaElRey) 2017年11月10日
詳細までは明らかにされていませんが、懸念されるのはもしフォースシーズンの撮影がワールドタッグリーグの期間中に行われる事になれば、キャラハンとコブは米国に戻る事になる可能性が出てきてしまいます。契約によりブッキングの優先権がルチャ・アンダーグラウンドにあるからです。
おそらく選手達には他団体に出場可能な期間は伝えてあると思われるので、よほどの事がない限り問題は無いと思われます。しかしチャ・アンダーグラウンドと契約は継続されるので、リコシェと同様に2人は米国での大会には出場できない可能性があります。(※AXSが中継する場合だけだと思われるが。)
また前述の通り、収録が行われるときはチャ・アンダーグラウンド優先となります。来年初旬に放送がスタートするとなると、少なくとも番組放送開始の2ヶ月前には撮影を始めているものと思われます。
(情報:Wrestling Observer)