WWE.comに掲載された記事で、ダニエル・ブライアン、ネヴィル、サモア・ジョー、ディーン・マレンコ、そしてクリス・ジェリコがそれぞれ獣神サンダー・ライガーについて語っています。今回はダニエル・ブライアン編です。
WWE.com 2015.8.19
■獣神サンダー・ライガーってどんな人?
(Who is Jushin ‘Thunder’ Liger?)
ダニエル・ブライアンは、かつてアメリカン・ドラゴンのリングネームで新日本プロレスにも参戦していました。カレーマンとのタッグでIWGPジュニアタッグ王座を戴冠した事もあります。2004年のベスト・オブ・スーパージュニアではライガーと同じAブロックに参戦していました。そんなダニエル・ブライアンが、NXTテイクオーバー:ブルックリンでタイラー・ブリーズと対戦することになった “獣神サンダー・ライガー” について語りました。
ブライアン:私はWCWの獣神サンダー・ライガーをTVで観ていた世代だよ。最初に日本のプロレスを見た時、探したのはタイガーマスクと獣神サンダー・ライガーでしたよ。
ライガーは凄い試合をいていたね。その時はオーエン・ハートと佐野直樹と試合してたよ。彼は革新的なハイフライヤーで本当に凄いレスラーだったよ。
でも1996年、彼は脳腫瘍になってしまって手術を受けなければならなくなった。それにより彼のスタイルは完全に変わってしまったんだ。だから今の彼を見ると、とてもインテリジェンスな人として尊敬しているよ。
ジュニアヘビー級でこんなに長く現役を続けているのは本当に貴重なことだね。ライガーはまだ並外れているし、スゴイ試合もできるよ。
ライガーが長く現役でいられるポイントは、インテリジェンスだからだ。彼はプロレスに対してとても知的だよ。
以前はみんなの前でシューティング・スター・プレスや、いろんなハイフライ・ムーブをしていたけれど、脳腫瘍から復帰したら顔面に掌底を叩き込むようになっていたんだ。
からだに対してより安全なスタイルへと移行していたんだ。それでもファンはまだ彼のことが好きなんだ。おそらく彼はプロレスで最もなスマートなレスラーの1人だね。
大観衆の前でライガーと対戦するのはとても恐ろしいと思うよ。タイラー・ブリーズにアドバイスを送るなら “楽しんでこい” かな。おそらく、このシナリオでライガーと対戦できるのは今回っきりだろうから。13,000人の観客の前でライガーと試合できるのは、今後あまりいないだろう。
多くの観客もライブでライガーを見るのは初めてだろう。これで彼が本当にスゴイって事を知る事になるね、
ブリーズは試合を楽しんで、ライガーレベルにステップアップできるように挑戦してください。これは本当にスゴイ舞台だよ。
(情報:WWE.com)