一時はWWE行きが噂されていたリコシェですが、どうやら状況は変化してきているようです。
Cageside Seats 2016.4.25
■リコシェ、ルチャ･アンダーグラウンドに残留か？
（Ricochet may be staying LU ?)
現在ルチャ･アンダーグラウンド(※以下LU)は2017年初頭から放送されるサードシーズンの収録をしていて、収録は5月15日まで行われます。そして現在LUと契約しているリコシェは、サードシーズンまでの契約で、2017年にサードシーズンが終了してから半年間はWWEやTNA等の他団体とは契約する事が出来ないと言われています。
リコシェは以前WWEのトライアウトを受けていたものの、その時は契約に至りませんでしたが、WWEは6月に開催されるWWEグローバル･クルーザー級シリーズにリコシェを出場させたいと考えていると言われています。
しかし前述の通り、リコシェにはLUとの契約があるので、その契約が完全に終わるまでWWEに出場する事は出来ませんが、リコシェがクルーザー級シリーズに出場するのではないかとずっと噂され続けました。そしてリコシェはツイッターでクルーザー級シリーズ出場を否定し、新日本プロレスのベスト･オブ･スーパージュニアの出場をほのめかしていました。
そんな中レスリング･オブザーバーは、LUがリコシェに条件の良いオファーをしたと報じました。そのオファーは金額面だけでなく、新日本プロレスやインディ団体への出場も可能となっていて、通常のNXTの選手より高い金額を稼ぐ事が可能となっている内容になっているそうです。
しかしリコシェがその契約にサインしたかまでは不明であったものの、最新のレスリング･オブザーバーの情報ではリコシェはその契約にサインし、LUに引き続き出場する事になるかもしれないと報じました。しかしWWEもまだリコシェの獲得を諦めていないようです。
ただし一般的なNXTの選手の年俸は35.000ドル(約390万円)〜75.000ドル(約833万円)程度と言われていて(※フィン･ベイラーや中邑真輔は、これよりも高額となっているそうです。特に中邑はWWEメインロースターと変わらないとか)、さらにNXTの育成選手となれば、リング設営などの雑用をしなければならなかったり、フロリダに移り住んでWWEパフォーマンスセンターでのトレーニングを強制される事になります。
(情報：Cageside Seats)
ジョニー･ガルガノがWWEとフルタイム契約しなかったのは、ギャラや雑用などの問題があったからと言われていますね。WWE以外で実績のある選手は、ギャラや待遇面でWWE行きを躊躇する事はこれからもありそうですね。でも将来的に高額なギャラになる可能性があるのもWWEなのですが。
