今まで友好関係だと思われてきたCMLLとリーガ・エリーテ、しかし両団体の関係はすでに終わりを迎えているのかもしれません。
Wrestling Observer 2016.9.7
■CMLLとリーガ・エリーテの
(The Split up of CMLL and Elite)
メキシコのインディ団体リーガ・エリーテは、CMLLと友好的な関係を続けてきましたが、どうやらその関係は終わりを迎えようとしているようです。
リーガ・エリーテは今までCMLLのアレナメヒコを使用料を払った上で使用し、CMLLの選手も通常より高いギャラでブッキングしていました。しかしリーガ・エリーテはここ2週間ほどアレナメヒコ、そしてCMLLの選手を使用していません。
レスリング・オブザーバーによると、先週のCMLL金曜定期戦にリーガ・エリーテのカリスティコが登場したが、決してリーガ・エリーテの名前は出てこなかったそうです。そしてその裏で両団体の関係が密かに終わりに向かっていったとのこと。
その理由の1つにリーガ・エリーテは9月16日(金)の夜にメキシコシティにあるヒムナシオ・オリンピコ・フアン・デ・ラ・バレラで興行を行うからです。同会場はAAAが通常メキシコシティで興行を行う際に使用している会場でもあります。金曜日の夜といえばCMLLはアレナメヒコで金曜定期戦を行っているので、これで両団体は競合する事になります。さらに9月16日(金)はメキシコ独立記念日でもある為、CMLLはその日はCMLLレジェンド・ショーを予定していたのが状況を悪化させたようです。
16日のリーガ・エリーテは翌日土曜日にTVアステカで放送されるそうです。(※このTV放送が問題のきっかけになったのかな?)
なので16日のリーガ・エリーテにははCMLLの選手は出場しません。(※9月9日アレナ・ナウカルパンで行われたリーガ・エリーテにもCMLLの選手は出場していない。)
実は9月9日、カリスティコはCMLLとリーガ・エリーテの両方にブッキングされていました。CMLLでの出場が終わった後、急いでアレナ・ナウカルパンに向かい無事リーガ・エリーテにも出場したそうです。カリスティコはリーガ・エリーテと契約しています。またリーガ・エリーテはこのままだと選手が足りないので、CMLLの競合団体AAAの選手にオファーしているとの情報もあります。
気になる所では、CMLLと提携している新日本プロレスのマイケル・エルガンが初代リーガ・エリーテ世界王者なのですが、このままではエルガンのリーガ・エリーテ出場は難しいかもしれません。今後どうなるのか?
(情報:Wrestling Observer)
結構継ぎ足しで書いたので、ちょっと分かり難い感じになったかな?あと16日のアレナメヒコにドス・カラスが出るんだ、エル・パトロンも出るのかな?