北米ツアーでマーティ・スカルを倒してROH世界TV王者となったKUSHIDA、早速2選手がKUSHIDAのTV王座を狙っているようです。
ROH 2017.5.16
■KUSHIDAのROH世界TV王座を狙っているのは?
現地時間5月14日(日)ペンシルバニア州フィラデルフィアで行われた新日本プロレス&ROHの合同興行 TV収録大会。この日KUSHIDAは、マーティ・スカルのROH世界TV王座に挑戦。試合はホバーボードロックとクロスフェイス・チキンウィングの掛け合いとなるが、試合途中突然会場が暗くなり、明かりが戻るとエプロンにはマーティ・スカルのコートを着たアダム・コールが立っていました。
コールは12日(金)のニューヨーク大会でケニー・オメガによってバレットクラブから追放、そして代わりにバレットクラブに加入したマーティ・スカルに傘で殴られていました。
突然コールが現れた事でスカルは動揺してしまい、KUSHIDAの新必殺技のスモール・パッケージドライバーで敗れて、ROH世界TV王座から陥落してしまいました。
またこの日の大会は新日本プロレス&ROHの北米合同ツアー最終日だったので、KUSHIDAは第13代ROH世界TV王者として日本に帰国する事になりました。
そしてROHもKUSHIDAのROH世界TV王座戴冠を、ROHの公式サイトで伝えています。スカルを倒して新ROH世界TV王者となったKUSHIDAですが、北米合同ツアー2日目のディアボーン大会でKUSHIDAはサイラス・ヤングに負けてしまっています。ヤングは既にKUSHIDAのTV王座挑戦に名乗りを上げているそうです。またKUSHIDAに敗れたスカルも、コールの妨害によって敗れたので、リマッチを既に要求しているのだとか。
さらに5月17日(水)から始まる、新日本プロレスのベスト・オブ・スーパージュニア24で、誰かがKUSHIDAに勝てばTV王座挑戦の可能性もあるかもしれないとも。
今年の1.4東京ドームで、高橋ヒロムに敗れてIWGP Jr.ヘビー級王座から陥落してしまったKUSHIDAですが、再び狙われる立場となってしまいました。
BOSJの結果次第では、KUSHIDAは6月11日(日)のドミニオン大阪城ホール大会で高橋ヒロムのIWGP Jr.ヘビー級王座に挑戦するかもしれませんが、場合によってはROH世界TV王座の防衛戦を行うかもしれません。
そして6月23日(金)には、マサチューセッツ州ローウェルでROHのベスト・イン・ザ・ワールドPPVが行われるので、KUSHIDAの防衛戦が行われるかもしれません。誰がKUSHIDAに挑戦するのか?
※参考:5月14日ROH フィラデルフィア大会(TV収録) 試合結果
(情報:ROH)
ROHのTV放送では、アダム・コールがスカルの邪魔をした所が最後の出演となっているけど、今後はどうなるんだろう?コールはさよならスピーチもしちゃってるし。