12月7日ニューヨークで行われたROH年間最大のPPV大会「FINAL BATTLE 2014」でreDRagonとタイムスプリッターズのROHタッグ王者戦が行われました。海外サイト「VOICES OF WRESTLING」でこの試合のレビューと採点が行われました。
Warren Taylor Dec 8 2014
■ROH世界タッグ王者戦 The TimeSplitters vs. reDRagon
これはスゴイ試合、全てが繊細でした。
カイル・オライリーがフィールされた時、ボビー・フィッシュが機転を利かし敵のパートナーをぶつけて危機を脱した。流れを変える為の小さな技は、彼のレスリング理論が理にかなっている事を証明してみせた。
同様にサブミッションンを仕掛けて来るカイル・オライリーに対して、フットストンプで切り返すアレックス・シェリーも素晴らしい。そしてタイムスプリッターズの御馴染みの巧妙なタッチワークを見せつけます。
KUSHIDAがカイルのアームバーから逃れられず、さらに腕と足を絡められKUSHIDAを動けなくする。
ROHのタッグ戦線はreDRagonが抜きん出た存在感を示していて、彼らの君臨に終わりを見せようとしない。私もそれには異論がない。
ボビーとカイルはどんな対戦相手でも、相手の長所を引きだして最高の試合を見せてくれる。
KUSHIDAのパフォーマンスも同様に賞賛に値します。5月の新日本プロレスとROHの合同イベントで素晴らしい飛翔能力を魅せ付け、そしてこのFinal Battle 2014では彼の類い稀なるテクニックと判断力を魅せ付けた試合でした。近いうちに彼がまたROHのリングに来てくれる事を望みます。
この試合は。繊細で素晴らしいアートを評価するレスリングファンにはピッタリな試合でした。
試合時間:18:10 サブミッションでreDRagon防衛
評価:★★★★1/4(★5個が満点)
(情報:VOICES OF WRESTLING)