5月14日のROH TV収録で何が起こったのか？バックステージにいた選手とは？そしてROHとの契約が終了したアダム･コールは？
PWInsider 2017.5.14
■新日本プロレス&ROH関連情報
5月14日(日)ペンシルバニア州フィラデルフィアで行われたROH TV収録大会。同大会は今年の新日本プロレス&ROHの北米合同ツアー “WAR OF THE WORLDS” の最終日となります。
PWInsiderによると同大会のバックステージには、5月12日のニューヨーク大会のバックステージにいた元WWEのサイモン･ゴッチことサイモン･グリムが再びいたそうです。
そしてインディ･スターのチャック･テイラーもいましたが、テイラーは六本木バイスの水テリーパートナートしてTV収録に登場しました。テイラーはインディ･シーンでバレッタとベストフレンズというタッグチームもやっています。今回の登場で、その部分が触れられてたようなので、今後もテイラーはROHに出場する事になるかもしれません。ただしROHと契約したかまでは不明です。
またPWInsiderによると、ROHは4月のTV収録大会に出場していたトラヴィス “フリップ” ゴードンと契約していたそうです。米国人のゴードンの年齢は不明ですが、プロレスラーとしてデビューしたのは2015年だそうです。そして必殺技はシューティング･スター･プレスとのこと。
▼2015年のゴードンの試合(オレンジがゴードン)
そしてフィラデルフィア大会ではKUSHIDAがマーティ･スカルを倒して新ROH世界TV王者となりました。実はその前に行われていたハングマン･ペイジvs.アダム･コール戦でコールは負けてしまいましたが、試合後バレットクラブの新メンバーとなったスカルが現れ、バレットクラブから追放されてしまったコールを挑発をしていました。
そしてスカルvs.KUSHIDAのROH世界TV王座戦の最中、突然コールが現れスカルの邪魔をしました。最終的にKUSHIDAはスモール･パッケージホールドを決めて勝利する事になりましたが、コールとスカルはこの日のメインイベントでストリートファイト戦で戦う事に。
そのストリートファイト戦では、ヤングバックスのアシストもあってスカルがクロスフェイス･チキンウィングを決めて勝利。試合後、4月末でROHとの契約が終了したコールに、会場の観客達は “サンキュー、コール” チャント。そしてマイクを取ったコールは「ROHは家族のようだった、今後何があってもROHとファンへの感謝の気持ちは忘れない」と話しました。
おそらくこれはさよならのスピーチになると思われますが、この試合がコールのラストマッチになるのかはまだ不明です。ROHとの契約が終了したコールですが、まだROH参戦に関してはオープンなのだそうです。今後もスポット参戦があるかもしれません。
そんなコールですが、6月10日(日)に行われるインディ団体IWCのスーパー･インディ･トーナメントに出場する事が発表されました。
BREAKING: @AdamColePro surprise appearance! Enters Super Indy on June 10th! Tickets at https://t.co/XIdyXKkKu2! pic.twitter.com/n0VLuW2cK6
— IWC Wrestling (@IWCwrestling) 2017年5月14日
WWEは他団体を退団した選手とは、90日間一切交渉を行わないとの方針を決めたとの情報がありますが、WWE行きの噂のあるコールはすぐにWWEと契約する訳では無さそうです。
※参考：5.14 ROH フィラデルフィア大会(TV収録) 試合結果
(情報：PWInsider)
KUSHIDAの試合にコールが登場したようですが、その部分が放送されるかは分かりません。メインのコールvs.スカルはYouTubeで配信のみの可能性があるそうです。スカルがKUSHIDAからTV王座を取り戻そうとするなら、大阪城ホールか？それともROHのPPVか？
