9月1日〜3日にかけて行われたPWGバトル･オブ･ロサンゼルス2017はリコシェの優勝で幕を閉じたが、大会中一体何が起こったのか？
青空プロレスNEWS 2017.9.4
■バトル･オブ･ロサンゼルス2017で何が起こった？
現地時間9月1日(金)〜3日(日)の3日間にかけて行われた、プロレスリング･ゲリラ(※以下PWG)によるシングルトーナメントのバトル･オブ･ロサンゼルス2017。
3WAYエリミネーション戦で行われる決勝戦に残ったのはキース･リーとジェフ･コブ、そしてリコシェの3人。まずキース･リーがグラウンド･ゼロでジェフ･コブを敗退させると、続いてキース･リーはリコシェにもグラウンド･ゼロを狙うが、リコシェはスモールパッケージホールドで切り返して3カウント。リコシェが2014年大会以来となるバトル･オブ･ロサンゼルス制覇を成し遂げて大会は終了しました。2度のバトル･オブ･ロサンゼルス優勝はリコシェが史上初となるそうです。
試合終了後リコシェはマイクを取って、現PWG王者のチャック･テイラーに挑戦表明。ただしバトル･オブ･ロサンゼルス優勝者がPWG王座に挑戦するまでは、多少期間が設けられるようなので今年の年末か来年の上旬になると思われます。
気になるのはリコシェは来年の1月でルチャ･アンダーグラウンドとの契約からようやく解放されるので、その後WWEを契約すると思われていますが、どのタイミングでPWG王座に挑戦するか？ そしてもしPWG王者になってしまった場合には、いつWWEと契約する事になるかが注目されると思われます。
そしてバトル･オブ･ロサンゼルス2017の2日目には、ケニー･オメガ&ヤングバックスのジ･エリートが、ペンタ･セロ･ミエド&レイ･フェニックス&フラミータ組みと6人タッグマッチで対戦しました。試合はケニーがフラミータに片翼の天使を決めてジ･エリートが勝利しましたが、同大会を会場で観戦していたレスリング･オブザーバーのデイブ･メルツァーによると、どうやら試合中ケニー･オメガ vs. ペンタ･セロ･ミエド戦をほのめかすような場面があったそうです。
ただ問題となるのはペンタ･セロ･ミエドはメキシコのザ･クラッシュに参戦しており、そのザ･クラッシュはGFWとプロレスリング･ノアと提携関係にあるので、少なくとも新日本プロレスでこのカードが実現するのはハードルが高そうです。
またペンタ･セロ･ミエドはルチャ･アンダーグラウンドとも契約しているので、ROHには出場できないと思われます。なので2人の対決はPWGで行われる事になりそうですが、しかし現在ケニーもそんなにPWGに出場できそうもないので、2人の対決が実現は少なくとも近い内というのは難しそうです。
(※ケニーが前回PWGに出場したのは2015年12月の事です。)
あと度々リングが壊れるPWGですが、今回は2日目と3日目の2回壊れてしまいました。
そしてバトル･オブ･ロサンゼルスを観戦していたのはデイブ･メルツァーだけでなく、プロレス大好きなロンダ･ラウジーと親友のシェイナ･ベイズラーも観戦していたとのこと。
また観戦していたデイブ･メルツァーによると、今年のバトル･オブ･ロサンゼルスに参戦していたマット･リドル、ジェフ･コブの2人は、新日本プロレス参戦の可能性があるそうです。
※参考：マット･リドルとジェフ･コブが新日本プロレスに参戦？
※参考：9.3バトル･オブ･ロサンゼルス2017(3日目)試合結果
※参考：9.2バトル･オブ･ロサンゼルス2017(2日目)試合結果
※参考：9.1バトル･オブ･ロサンゼルス2017(1日目)試合結果
(情報：Wrestling Observer)
今年のバトル･オブ･ロサンゼルスもすごかったらしいけど、この後発売されるDVDでしか試合映像を見る事はできません。
