9月10日に行われたディストラクション in 福島で一体何が起こったのか?
新日本プロレス 2017.9.10
■ディストラクション福島で何が起こった?
9月10日(日)福島・県営あづま総合体育館で行われたディストラクション in 福島では、IWGPタッグ王座3WAY戦とNEVER無差別級6人タッグ王座戦、そして鈴木みのるとマイケル・エルガンのNEVER無差別級王座ランバージャック・デスマッチが行われました。
ランバージャック・デスマッチとなったメインイベントのNEVER王座戦。エルガンには棚橋弘至、田口隆祐、KUSHIDA、そしてリコシェの4人がセコンドに。一方NEVER王者の鈴木にはタイチ、金丸義信、エル・デスペラード、そしてTAKAみちのくがセコンドにつきました。この8人がランバージャックとして場外に落ちた選手をリングに戻すランバージャックとなります。
しかし鈴木軍はいつものようにレフェリーの注意を引きつけてやりたい放題、終盤にはKESの2人と、さらに飯塚高史が現れ、飯塚がエルガンにアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを叩き込むと、鈴木がゴッチ式パイルドライバーを決めてNEVER王座を防衛してしまいました。
そして試合後マイクを取った鈴木は “何がタグチジャパンだ、遊んでんじゃねぇ。その間に食い荒らされてるんだ、お前ら何も分かってねぇ、俺がエルガンの挑戦を受けたのは、新日本プロレスのど真ん中を食い荒らすためだ。” と、本当の目的を明らかにしました。
さらにバックステージでは “棚橋君、真壁君、その他大勢のザコども、このまま放っておくのか?” とコメントし、どうやら鈴木の次の標的は本隊の選手になりそう。
第8試合はNEVER無差別級6人タッグ王座戦。EVIL & SANADA & BUSHIに、オカダ・カズチカ&矢野通&ロッキー・ロメロが挑戦しました。
しかし今シリーズ矢野の動きを読んでいるSANADAは矢野をパラダイスロックで封じると、EVILはオカダにEVILを決め、1人残されたロメロはSANADAにドラゴンスリーパーを決められ、BUSHIのエムエックスで敗れてしまう。
これでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの3人が3度目の王座防衛に成功しました。
第6試合はIWGPタッグ王座3WAY戦。王者組のウォー・マシーンにKESとゲリラズ・オブ・デスティニーが2チームが挑戦。タマ&タンガは残りの2チームに闘わせる作戦をとるが、しかしタンガはKESのキラーボムを食らってしまう。その後ウォー・マシーンがKESを排除すると、キラーボムでダウンしているタンガにフォールアウトを決めて勝利。
ウォー・マシーンが2度目の王座防衛に成功しました。しかし16日(土)の広島大会、24日(日)の神戸大会ではこの3チームによるタッグ王座戦が行われる事になっているので、まだKESとゲリラズ・オブ・デスティニーにはチャンスが残されている。
第7試合では石井智宏&ウィル・オスプレイ vs. 内藤哲也&高橋ヒロムの権利証争奪前哨戦。すっかりネコになってしまったオスプレイに苦戦する内藤とヒロム。しかしヒロムがレフェリーの注意を引いているうちに、内藤はオスプレイにローブロー、そしてデスティーノを決めて勝利してしまう。
試合後リングに権利証のブリーフケースを置いた内藤は、石井に権利証争奪戦をやりたいのか、やりたくないのかを確認するために握手を求める。しかし石井は無視して戻ってしまう。内藤は石井を追いかけ低空ドロップキックをかますが、石井は意に介さず。石井の答えは、内藤の方から挑戦してきたんだろうという事で変わらず。
※参考:9.10 ディストラクション in 福島 試合結果
(情報:新日本プロレス)
ほぼランバージャックの意味をなしてないのがなぁ。ロリンズとアンブローズのランバージャックマッチは面白かったのに……。