9月22日に行われたROHデス･ビフォア･ディスオナーXV PPVで一体何が起こったのか？
ROH 2017.9.22
■ROHデス･ビフォア･ディスオナーXVで何が起こった？
現地時間9月22日(金)ネバダ州ラスベガスで開催されたROHデス･ビフォア･ディスオナーXV PPV、第1試合はキングダム vs. ブリー･レイ&ブリスコ･ブラザーズのROH世界6人タッグ王座挑戦者決定戦。
試合はキングダム優勢で進むが、ブリー･レイが反撃を開始すると、ブリー･レイとマーク･ブリスコがTKオライアンにドゥームズデイ･デバイスを決めて勝利する。これで6人タッグ王座挑戦券をゲットしたブリー･レイ&ブリスコズだが、ジェイ･ブリスコはフィニッシュに絡めず不機嫌な態度を取ってしまう。
第3試合はジェイ･ホワイト vs. パニッシュメント･マルティネスのストリートファイト戦。この試合は反則裁定無しで凶器使用もOK。いきなりホワイトのパイプ椅子攻撃で試合スタート。その後2人は一進一退の攻防となり、ホワイトがリング上にパイプ椅子を並べてテーブルを作るが、逆にマルティネスにパワーボムで叩きつけられてしまう。
ホワイトはキウィ･クラッシャーで反撃するも、マルティネスがリングに大量の画鋲をバラ撒き、ホワイトはチョークスラムで画鋲の海に叩きつけられ敗れてしまう。
敗れてしまったホワイトは翌日23日のTV収録で、マーティ･スカルとのシングルマッチが組まれているそうです。
第4試合はヤングバックス&ハングマン･ペイジ vs. ブリー･レイ&ブリスコ･ブラザーズのROH世界6人タッグ王座戦。行方不明となっていたハングマンだが、試合開始直後に口をテープで塞がれ、両手もテープで縛られたハングマンが現れる。
ハングマンはそのままの状態でブリー･レイ&ブリスコズと試合をすると、さらにヤングバックスも加勢してバレットクラブが優勢に。しかしブリー･レイ&ブリスコズも反撃して、ブリー･レイが “ゲット･ザ･テーブル！” と叫ぶと、ジェイがリングにテーブルをセット。しかしジェイはそのテーブルをブリー･レイに叩きつけてしまう。
すかさずハングマンがブリー･レイをフォールしてバレットクラブの勝利、ジェイ･ブリスコは良いところを持って行ってしまうブリー･レイが気に入らないのか？ 2人の抗争は始まるのか？
続く第5試合はKUSHIDA vs. ケニー･キングのROH世界TV王座戦。リングサイドにはキングの娘とKUSHIDAのお母さん。そしてキングはここラスベガスがホームタウンでもあります。
試合はKUSHIDAが腕十字やホバーボードロックで攻めるが、何とか耐えたキングはハンドスプリングエルボーを狙うKUSHIDAをキャッチして、そこから必殺技のロイヤル･フラッシュを決めて勝利。キングが新ROH世界TV王者となりました。
キングは9月1日のCMLLインターナショナル･グランプリにも出場。実は米国ABCの人気リアリティ番組バチェロレッテに出演した事で、現在ROHからプッシュされています。さらにラスベガスがホームタウンという事で、ここでキングがTV王座戴冠となったようです。
セミとなる第7試合はヤングバックス vs. モーターシティ･マシンガンズのROH世界タッグ王座戦。試合は両チーム連携技と合体技の応酬となるが、試合途中アディクションの2人が乱入してしまう。ヤングバックスとMCMGは協力してアディクションに合体インディテイカーを決めて排除。
リングに戻るとヤングバックスがダブルスーパーキックからシェリーにモア･バン･フォー･ユア･バックを狙うが、シェリーがヒザで迎撃してセイビンがマットに雪崩式ジャーマンスープレックスを決めると、最後はMCMGがマットに合体みちのくドライバーを決めて勝利！
モーターシティ･マシンガンズが新ROH世界タッグ王者となりました。
メインイベントの第8試合はコーディ･ローデスvs.鈴木みのるのROH世界王座戦。鈴木のキックや関節技に苦しむコーディは、場外に避難しながら何とか勝機を見出そうとする。鈴木のゴッチ式パイルドライバーを何とか堪えたコーディはディザスターキックで反撃。しかし鈴木にスリーパーを決められてしまうが、抜け出したコーディは必殺技のクロス･ローズで逆転勝利。無事ROH世界王座を防衛しました。
コーディは指輪を作って、握手の代わりに挑戦者はこの指輪にキスをするというルールを勝手に作っていました。試合前当然鈴木は指輪にキスをしませんでしたが、試合後コーディは倒れている鈴木の口に指輪を押し当ててキスをさせてしまいました。
※：9.22 ROHデス･ビフォア･ディスオナーXV 試合結果
※：9.23 ROH TV収録のカード
(情報：ROH)
