[新日本プロレス] ジム・ロスとジョシュ・バーネットが米国AXS TVと1年間の契約延長にサイン

ジム・ロス

現在AXSで新日本プロレスの実況/解説を担当しているジム・ロスとジョシュ・バーネットの2人は、AXSとの契約延長にサインしたそうです。


Wrestling Observer 2017.12.22
ジム・ロスとジョシュ・バーネットがAXSとの契約を更新

米国のAXS TVでは、来年のレッスルキングダム12 in 東京ドームを2日後の6日(金)に放送する事になっています。AXS版の新日本プロレスの実況/解説はジム・ロスとジョシュ・バーネットが担当していますが、2人のAXSとの契約は来年の1月までとなっています。

レスリング・オブザーバーによると、2人はAXSとの契約を1年間延長したそうです。事前に2人が契約延長をする事はほぼ明らかになっていたそうですが、実は今年7月に2人は契約延長しないのではないかと思われていた事もありました。
事件は今年7月1日(土)・2日(日)に行われた新日本プロレスのロサンゼルス大会で起こりました。初日はAXSでライブ放送され、2日目の大会は後日放送されましたが、この時ジム・ロスとバーネットは会場で実況/解説をしていました。
通常AXSで放送しているのはワールドプロレスリング・リターンズなので、全試合は放送していませんが、ロサンゼルス大会では2人は全試合の実況/解説を担当しました。2人はワールドプロレスリング・リターンズで放送されているメインやセミの試合が多く、序盤に登場する選手達の事を詳しく知らなかったので選手の名前を間違えたりしてしまいました。さらにバーネットは、あまりAXSで放送されなかったコメディ要素の多い試合をコキ下ろしてしまったのです。特に2日目のヤングバックスvs.ロッポンギバイスの試合でバーネットは酷くこき下ろしたので、ヤングバックスはツイッターで反論しました。そしてジム・ロスが名前を間違えていた事も批判の対象となりました。
さらにジム・ロスは今年3月にWWEに復帰しました。フルタイムの契約では無いが、WWEはジム・ロスのAXSの実況を止めさせる事もできたのだそうです。(※ジム・ロスはWWEに年50回程度出演する事になっている。そもそものWWEの狙いは、英国ITVのWOSレスリングのTVシリーズで解説をさせない事だった。)

しかし色々あったが、また2人は1年間AXSで新日本プロレスの実況/解説を行う事で決まりました。またAXS TVの会長マーク・キューバンも新日本プロレスの放送に力を入れているので、今後AXSでので新日本プロレスの放送が拡大し、米国での大会も増えるかもしれません。
既に来年3月25日(日)にロサンゼルスで、ストロング・スタイル・イボルブドが開催される事もすでに決定しています。


※参考:AXSの会長マーク・キューバン、新日本プロレスの放送枠を拡大したいと語る


(情報:Wrestling Observer)


最初にジム・ロスが新日本プロレスの実況を担当したのは2015年の1.4東京ドームで、その時の解説はマット・ストライカーでした。