[新日本プロレス] ジョン・モクスリーの必殺技名がデスライダーに決まった意外な理由、他

ジョン・モクスリーの必殺技が何故デスライダーになったのか?


Wrestling Observer 2020.8.28
デスライダーの意外な理由

昨年WWEを退団してAEWに移籍したジョン・モクスリーは、必殺技のダブルアームDDTの名称をダーティ・ディーズからパラダイムシフトに変更しました。そして新日本プロレスにも参戦する事になったモクスリーだが、新日本ではニックネームとともに必殺技の名称はデスライダーになっています。

何故にデスライダーになったのか? モクスリーはレスリング・オブザーバーのインタビューで明らかにしています。この”デスライダー”の名前を考えたのはモクスリーではありません。
モクスリーが新日本プロレスに参戦する前、新日本プロレスの大会中に何度かTIME’S UPというティザー動画が流されました。この動画にはモクスリーと思われる人物が登場するが、これはモクスリーと体型が近い別人のモデルだそうです。この動画を撮影する時、キャラクターの雰囲気にあったジャケットが必要となったので、モデルが古着屋に行って体型に合ったジャケットを買ってきました。そうしてTIME’S UPの動画が作られました。

▼例の動画

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この適当に買ってきたジャケットの背中に書かれていた “DEATH RYDER” を、新日本プロレスが勝手にモクスリーのニックネームと必殺技の名称に決めてしまったのだそうです。 (※元々のダーティ・ディーズはWWEが名前の権利を持っているから使えず、WWE退団後モクスリーはAEWよりも先に新日本プロレスで試合をしていたので新日本用の必殺技名が必要だったと思われる。)
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またモクスリーは新日本デビュー戦でジュース・ロビンソンに勝利してUS王座を獲得した後、翌年の1.4東京ドームでカール・アンダーソンと対戦することが決まっていた事も明らかにしています。しかしアンダーソンはWWEが大幅なギャラアップをしたので契約延長してしまい計画はボツになってしまいました。(※代わりにモクスリーはランス・アーチャーと対戦していた。)
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※参考:6.5ベスト・オブ・スーパーJr.26(モクスリー新日本デビュー戦) 試合結果

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(情報:Wrestling Observer)
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