ケニー・オメガが将来の可能性について話しています。
Wrestling Observer 2020.11.27
■ケニー・オメガが飯伏、新日本との協力について語る
2019年に新日本プロレスを退団してAEWと契約したケニー・オメガ、AEWとの契約ではケニーは新日本プロレスに出場する事が可能だそうです。しかしまだそれは実現していません。
ケニーはレスリング・オブザーバーのインタビューで、新日本プロレスとの協力、そして飯伏幸太との関係について話していました。以下インタビューの要約となります。
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ケニー・オメガ:俺は棚橋弘至に敗れて新日本プロレスを去った。一方飯伏幸太は棚橋とのタッグを組んで2人のストーリーが始まった。さらに飯伏はG1クライマックス2連覇を成し遂げメガスターになってしまった。私と飯伏は今は反れ離れになっていて直接関係する事もないけど、俺達のストーリーはきっと大きく膨らんでいると思っている。シングルマッチじゃないかもしれないが、これらの全てが試合に繋がるものばかりだ。離れている事が逆に大きなストーリーを生んでいる。私がポーズを解除したらきっと面白い事になるだろう。
でも今はその先がない事が残念だ。(新日本プロレスの)沢山の選手達と忘れがたい瞬間があった、飯伏も沢山の選手との瞬間を持っている。また戻る事ができるならば、それらが将来のストーリーを膨らます気がするんだ。だからもう関係が無くなってしまったとか、今更意味が無いとか思ってない。
長い間離れているけど、まだあの時の事に愛着があるんだ。実際共通のテーマが沢山ある、ジョン・モクスリーはIWGP US王座を獲得しているし(※ケニーは初代US王者)、飯伏はジェイ・ホワイトと揉めていたし。ジェイはバレットクラブだ、でも今は俺はバレットクラブじゃない、分かるよね? だから(新日本プロレスの選手が)こっちに来るのも、俺たちがあちらにいくのも難しくないと思う。また一緒にやるのに沢山のネタがあるんだよ。
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現在ケニーは現地時間12月2日(水)放送のAEWダイナマイトで、ジョン・モクスリーのAEW世界王座戦に挑戦する事になっています。さらに12月12日(土)はメキシコでAAAのトリプレマニアXXVIIIで、ラレドキッドを相手にAAA世界ヘビー級王座を防衛します。
またAEW側は新日本プロレスとの協力を望んでいて、ハロルド・メイ社長が退任した事で、少し可能性が出たんじゃないかと考えているようです。ただし今現在ジョン・モクスリーやクリス・ジェリコが来年の東京ドーム大会に出場する予定は無いとか…
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※参考:ケニーまだ新日本出場しない理由
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(情報:Wrestling Observer)
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