今年のニュージャパン・カップの参加選手とトーナメント組み合わせが発表されましたが、レスリング・オブザーバーがニュージャパン・カップ優勝者予想を軽視しました。
Wrestling Observer 2016.2.24
■レスリング・オブザーバーのニュージャパン・カップ予想
(Wrestling Observer Speculated on New Japan Cup)
2月22日(月)新日本プロレスは、3月3日(木)大田区体育会館大会で開幕する “NEW JAPAN CUP 2016” の出場選手と、勝ち抜き式トーナメントの組み合わせを発表しました。
ニュージャパン・カップ出場選手は棚橋弘至、バッドラック・ファレ、天山広吉、マイケル・エルガン、真壁刀義、タマ・トンガ、永田裕志、後藤洋央紀、本間朋晃、小島聡、矢野通、高橋裕二郎、石井智宏、イービル、YOSHI-HASHI、内藤哲也の16名。同トーナメントの勝者は4月10日の両国大会でIWGPヘビー、IC、NEVER王座のいずれかに挑戦できる権利が与えられます。
そしてニュージャパン・カップ出場選手と組み合わせ発表後、レスリング・オブザーバーは同大会の優勝者予想を掲載しました。まずニュージャパン・カップの優勝者は、年間の重要なビッグイベントの1つである4月10日の両国大会(インベージョン・アタック)でメインイベントを務める事になるので、優勝者の可能性はかなり限られてきます。メインイベンターとしてはまず棚橋弘至の名前が挙がりますが、今年の1.4東京ドームでオカダ・カズチカとは対戦している事もあり、2人の再戦がすぐに行われる可能性は低そうです(※オブザーバーはNJC優勝者がIWGPヘビーにしか挑戦できないと勘違いしているかもしれない)。ファレにも可能性があると思いますが、両国大会のメインイベンターとしてはまだ弱いように思われます。
そして決勝まで進むのは石井智宏、内藤哲也、マイケル・エルガンの3人に大きなチャンスがあるようです。特にエルガンは2月20日の新日本プロレス&ROHの合同興行の試合後のコメントでオカダ・カズチカに挑戦表明している事から、最も可能性があるかもしれません。
あと、主力選手4人がWWEに移籍し、IC王者のケニー・オメガとNEVER王者の柴田勝頼も出場していない、さらに他団体からの新しい選手もいなければ、かなり選手層が薄くなってしまったと感じさせるものはあります。
※参考:エルガンがオカダに挑戦表明?
(情報:Wrestling Observer)
選手層の弱さで言えば、去年はWWEもトーナメントの時に指摘されてましたね。今解消されたかといえば、そういう分けでもないんですよね。原因はNXTかな?でも新日本プロレスは岡&北村さんが早く戦力になるか、鈴木軍が戻って来れば選手層は元に戻りそうですね。個人的にはベンジャミンに期待しているんですが……。