一時期の資金難から脱したと思われているTNAですが、現在TNAに協力してくれる新パートナーを探しているそうです。オーナー会社のパンダエナジーとの関係が怪しまれている所もあり、この先どうなるのでしょうか？
PWInsider 2016.2.26
■TNAがパートナー企業を探している
（TNA Looking To Bring In New Partners)
現地時間2月26日(金)PWInsiderは、TNAが協力してくれる外部企業(投資家)を探していると報じました。そしてTNA社長のディクシー･カーターはロサンゼルスでそれ関するミーティングを行っていたそうです。ミーティングは現在TNAのインパクト･レスリングを放送しているPop TVのオフィスでも行われたとのこと。
またTNAの副社長ジョン･ガブリックはPWInsderの電話インタビューで、外部企業を探していることは事実であると認めました。ガブリックは “TNAの次の成長フェイズの為に、複数のグローバル･メディア企業と投資会社と戦略的パートナーシップに関して交渉しているところだ。” と答えました。ただしその交渉している企業までは明らかになりませんでした。またガブリックは、カーターがロサンゼルスでミーティングしていた事を認め、そこにはTNA経営陣もいた事を付け加えました。
ガブリックはあくまで、カーターがインタビューで答えていた “TNAの成長の5カ年計画の一環” である事を強調し、またカーターは買収のオファーを断っているとも話しています。
しかしレスリング･オブザーバーのデイブ･メルツァーは翌日、TNAが身売りしようとしている事を確認したと報じています。TNAは2002年にパンダエナジーに株式を売却し、パンダエナジーがTNAの経営権を取得していましたが、2015年パンダエナジーはTNAへの資金援助を止めています。そしてTNAはパンダエナジーにいたTNA従業員を、ナッシュビルにあるTNA本社へ戻しました。パンダエナジーがまだTNAのオーナー会社かどうかは不明ですが、TNAは海外での放映権料とPop TVとの契約で資金難には陥っていないと思われています。
またPWInsiderも、TNA関係者と話した時あくまでも “パートナーを探している” と話していたが、条件が合えばカーターはTNA売却を考えるかもしれないと指摘しています。
(情報：PWInsider)
