12月9日に行われたワールドタッグリーグ2017 愛媛・今治大会(Bブロック最終戦)で、一体何が起こったのか?
新日本プロレス 2017.12.9
■Bブロックからはタマ&タンガ組が決勝に
12月9日(土)に行われた新日本プロレス ワールドタッグリーグ2017 愛媛・今治大会。この日はBブロック公式最終戦となり、首位は4勝2敗のベストフレンズ、K.E.S.、エルガン&コブ組、ウォーマシン、石井&矢野組、タマ&タンガ組の6チーム。結果次第では決勝進出決定戦が行われる可能性もありました。
また前日行われたAブロック最終公式戦では、イービル&SANADA組が決勝進出を決めています。
第6試合のバレッタ&チャッキーT(ベストフレンズ) vs. ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.(K.E.S.)の公式戦は、K.E.S.がチャッキーTにキラーボムを決めて勝利。これで既にK.E.S.に敗れているエルガン&コブ組、石井&矢野組の決勝進出は厳しい状況に。
第7試合のマイケル・エルガン&ジェフ・コブ vs. レイモンド・ロウ&ハンソン(ウォーマシン)の公式戦は、ウォーマシンがコブにフォールアウトを決めて勝利、ウォーマシンは既にK.E.S.に勝利しているが、残る石井&矢野組とタマ&タンガ組には敗れているので、決勝進出する為にはK.E.S.に敗れている石井&矢野組が勝利して決勝進出決定戦に持ち込まなければならない。逆にK.E.S.とウォーマシンに勝利しているタマ&タンガ組が勝てば、勝利した時点で決勝進出となる。
その第8試合の石井智宏&矢野通 vs. タマ・トンガ&タンガ・ロア組の公式戦は、矢野のローブローを何とかしのいだタマ&タンガが矢野にゲリラウォーフェアを決めて勝利。
これでタマ&タンガが決勝進出を決め、12月11日(月)福岡大会で行われるワールドタッグリーグ2017優勝決定戦は、イービル&SANADA(Aブロック1位) vs. タマ&タンガ(Bブロック1位)と決定しました。
▼試合後睨み合う両チーム
また第5試合では、ここまで0勝同士の真壁刀義&ヘナーレ vs. デビッド・フィンレー&北村克哉の公式戦が行われたが、試合は真壁が北村にキングコングニードロップを決めて勝利し、真壁&ヘナーレ組が最終戦で勝点2をゲットしています。
▼ワールドタッグリーグの結果 (12月9日時点)
Aブロック
10点:イービル&SANADA(5勝2敗)※決勝進出!
8点:高橋裕二郎&ハングマン・ペイジ(4勝3敗)※脱落
8点:後藤洋央紀&YOSHI-HASHI(4勝3敗)※脱落
8点:ジュース・ロビンソン&サミ・キャラハン(4勝3敗)※脱落
6点:鈴木みのる&飯塚高史(3勝4敗)※脱落
6点:バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ(3勝4敗)※脱落
6点:天山広吉&小島聡(3勝4敗)※脱落
4点:永田裕志&中西学(2勝5敗)※脱落
Bブロック
10点:タマ・トンガ&タンガ・ロア(5勝2敗)※決勝進出!
10点:レイモンド・ロウ&ハンソン(5勝2敗)※脱落
10点:ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.(5勝2敗)※脱落
8点:バレッタ&チャッキーT(4勝3敗)※脱落
8点:マイケル・エルガン&ジェフ・コブ(4勝3敗)※脱落
8点:石井智宏&矢野通(4勝3敗)※脱落
2点:真壁刀義&ヘナーレ(1勝6敗)※脱落
0点:デビッド・フィンレー&北村克哉(0勝7敗)※脱落
そしてメインイベント終了後のバックステージでは、BUSHIがNEVER6人タッグ王座戦を来年1.5後楽園ホール大会で行うと言う。そしてイービル&SANADA組がWTLを優勝したら、自身は1.4東京ドームのIWGP Jr.ヘビー級王座4WAY戦に加わり、5WAY戦にする事を要求すると宣言している。
※参考:12.9愛媛・今治 WTL Bブロック最終戦 試合結果
(情報:新日本プロレス)
ミラノ曰く、この日のメインイベントがWTL公式戦では無く6人タッグマッチだったのは、首位が6チームで決勝進出決定戦が行われる可能性が高かったので、そうなった場合の為に休む時間を考慮したからではないかと説明していました。