[新日本プロレス] イービル&SANADAがワールドタッグリーグに優勝してKESに挑戦表明、クリス・ジェリコ登場でケニー・オメガに不意打ち、後藤洋央紀が髪をかける宣言

12月11日に行われた新日本プロレス ワールドタッグリーグ2017優勝決定戦 福岡大会で、一体何が起こったのか?


新日本プロレス 2017.12.11
イービル&SANADAが優勝、ジェリコ登場、他

12月11日(月)に行われた新日本プロレス ワールドタッグリーグ2017優勝決定戦 福岡大会。メインイベントの第9試合でイービル&SANADA vs. タマ・トンガ&タンガ・ロアのWTL優勝決定戦が行われました。序盤はSANADAとタマのグラウンドの攻防で始まるが、その後場外乱闘になり試合は徐々に荒れた展開に。試合中盤タマ&タンガがエプロンで、場外にセットしたテーブルにイービルを叩き付けようとすると、BUSHIが2人に毒霧を浴びせて救出。そこにバッドラック・ファレが出て来てBUSHIを追い払ってしまう。するとイービルSANADAがタンガをマジックキラーで場外のテーブルに叩きつけてしまう。そしてリングに戻ると2人はタマにマジックキラーを決めるが、タマはカウント2で返して何とか耐える。しかしイービルがタマにイービルを決めて遂に3カウント!イービル&SANADAがワールドタッグリーグ2017を制覇しました。

優勝したイービル&SANADAだが、試合後イービルはマイクを取ってIWGPタッグ王者のKESを呼び出す。そしてKESが出てくると、イービルは1.4東京ドームでKESのタッグ王座に挑戦すると宣言。そしてKESも受諾する。

気になるのはイービル&SANADAが優勝したら、BUSHIは1.4東京ドームのIWGP Jr.ヘビー級王座4WAY戦に加えてもらうと宣言していたが、実現してしまうのか?


第7試合ではケニー・オメガ&ヤングバックスのジ・エリートとロッキー・ロメロ&SHO&YOHのロッポンギ3Kとの6人タッグマッチ。試合中盤SHO&YOHは場外のヤングバックスにダブルノータッチトペを決めるが、その後4人はいなくなってしまう。リングに残されたロメロはケニーにスライスブレッドを決めて必死に攻めるが、最後はケニーが片翼の天使を決めて勝利する。
試合後会場が暗くなると、再びスクリーンにクリス・ジェリコが現れて1/4東京ドームで対戦するケニーを挑発。そして会場が明るくなると、ケニーの背後にジェリコ本人が。ジェリコはケニーにコードブレイカーを決めると、IWGP USヘビー級王座のベルトでケニーを殴ってしまう。するとケニーの額から流血、ケニーもジェリコに殴りかかって反撃するが、ジェリコはケニーにもう1度コードブレイカーを決めてしまう。そこに新日本プロレスワールドの英語版の解説をしているドン・キャリスが止めに入るが、ジェリコはキャリスにまでコードブレイカーを決めてしまう。そして試合後ジェリコはケニーの血を顔面につけたまま、ノーコメントでタクシーに乗って去ってしまった。


キャリスはケニーvs.ジェリコを実現させた立役者の1人、そしてジェリコはキャリスをインパクト・レスリングの執行副社長にするために、インパクト・レスリングの親会社に働きかけていた間柄です。そしてキャリスを新日本プロレスに紹介したのは、実はケニーだったそうです。そして3人は同じカナダ・ウィニペグ出身でもあります。
※参考:ケニーvs.ジェリコ戦を実現させたドン・キャリスの裏話


さらに第5試合では、鈴木みのるのと鈴木のNEVER王座を狙う後藤洋央紀との6人タッグマッチ。試合は後藤がエル・デスペラードにGTRを決めて勝利。試合後マイクを取った後藤は、再び鈴木のNEVER王座に挑戦表明。しかし鈴木はもう断っている。俺はベルトをかけるのに、お前は何もかけない。かけるものが無いからなと言い返してしまう。すると後藤はこの髪をかけると言うが、鈴木は鈴木軍のタオルを広げて帰ってしまった。どうやら鈴木は後藤の髪の毛だけでは物足りないようす。2人の対戦は一体どうなってしまうのか?



※参考:12.11福岡 WYTL 優勝決定戦 試合結果


(情報:新日本プロレス)


5WAYは多すぎるなぁ……。