元WWEライターが語る!ビンス裏の顔、WWEライターの仕事&more

WWE

元WWEライターの「クリス・ディジョセフ」が、WWEで働いていた時の事をインタビューで語っています。ビンスの事、アングルの裏側、WWEライターの仕事の事&more


Wrestle Zone 2015.1.6
元WWEライターが仕事と会社の事を話す
(Former WWE Writer Talks About Working With Company)

WWEでクリエイティブ・ライターをしていた、現ルチャ・アンダーグラウンドの共同エグゼクティブ・プロデューサー、クリス・ディジョセフのインタビューです。
以下はそのハイライトです。

Q:仕事でのビンスはどんな感じ?

クリス:最初はMr.マクマホンと呼んでいました。そしたら彼は”ビンス”と呼ぶように私に注意しました。誰にでもそうしてました。それは彼と会う夢が叶ったと思いました。
私はあまり強要された事はありません。ビンスはとてもクールな人でした。

Q:ビンスのクソな死のアングルは?

クリス:そのプランは、ビンスがいなくなった時、誰がその権力の座につくのかを見る事にありました。しかしビンスは、みんなの意見がどうなるかを見る為に自ら死ぬ事を考えていました。そんな感じだったと思う。
でも私たちはその結末がどうなったかは分かりません。ビンスにはよくある事です。それで幾つかのストーリーは無くなっています。

Q:ビンスの隠し子アングルは?

クリス:私はそこにいました。オリジナルのアイデアでは、隠し子はMr.ケネディでした。ビンスはケネディがが嫌いだったと思います。
観客は彼が好きでした。そして、そこのみんなは彼が好きでした。しかし、彼はそこに行きたく無かったようです。
ストーリーの結末は変更されました。それはホーンスワグルでした。

Q:ステファニーとの仕事は?

クリス:ステファニーと働くの怖く無かったです。彼女は私たちにはとても優しかったです。
彼女は管理職で、クリエイティブ関係をまとめて担当していました。でも彼女はショーに関してはあまり関与してなくて、それくらい沢山の仕事を抱えていました。本当に彼女がショーのアイデアを出した事は思い出せないし、まったく無かったと思います。大体聞いているかNoと言うかです。彼女は良いボスで、素敵な女性でした。

Q:WWEでは通常どれくらい働くの?

クリス:それは日によります。通常は水曜日にオフィスに戻っくるので、それが週の始まりです。
我々がセグメントを考えます。その時のRAWは11のセグメントで構成されていました。なので短いストーリーを11個考えます。
木曜日か金曜日にビンス・マクマホンと会って、シナリオの制作が始まります。アイデアを持ち帰って、白紙に戻してまた書き始めます。シナリオを書くのは週末で、たまに週末に意見を聞きます。日曜日には、大体ビンスの飛行機に乗って仕事していました。それは恐ろしかったです。

会議に出た後にショーがあって、そこで変更が発生して、書き直しをしてショーを作ります。それから車に乗って次の街に行って飛行機に乗って、また始めに戻ります。
ビンスはいずれにしろ2人のライターと会って話をします。

Q:その時のライターは何人くらい?

クリス:私が入ったときはRAWに5人、スマックダウンに3人だったと思います。私はRAWに配属になりました。
それからライター・チームは変わりました。私が覚えている範囲で、両方の番組で14人でした。それから沢山人が増えましたが、沢山解雇されました。WWEのライターは寿命が短いです。平均3ヶ月くらいです。私は40人のライター・チームが全員クビになるのを見ました。
現在WWEには30人くらいのライターがいると思います。私には正気に思えません。

Q:WWEは大変だった?

クリス:スケジュールはとてもキツかったです。旅をしながら1年間49〜52週もあるのは大災難でした。クリエイティブ・チームでビンスの為に働くのは、本当に休みがありません。

(情報:Wrestle Zone


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