来年の1.4東京ドームでケニー・オメガと対戦する事になったクリス・ジェリコですが、色々とそのバックステージの様子が明らかになってきています。
青空プロレスNEWS 2017.12.9
■ジェリコvs.ケニーのいろいろ
2018年1月4日(木)新日本プロレス レッスルキングダム12 in 東京ドームで、ケニー・オメガのIWGP USヘビー級王座に挑戦する事が正式決定したクリス・ジェリコ。しかしジェリコは現在WWEと契約はしていないが、フリーエージェントだとしてもWWEを代表して1.4東京ドームでケニーと対戦する意気込みでいます。
実はジェリコは事前にビンス・マクマホンに許可を取っていなかったそうです。しかし6週間前にビンスと話をして、驚かせる事はしていなとも話しているので、何かしらは伝えていたようです。(※ビンスに話した時点で新日本プロレスとの交渉は既に行われていた。)
そしてビンスも新日本プロレスからの発表後にこの件を知る事になるのですが、ジェリコ曰く、ビンスはこの対決に興奮していたとのこと。そもそもビンスはレスリングが好きなのだそうです。またビンスは競合団体を見つけては潰すような男だが、しかし他の団体が役に立つのであれば、それはWWEにも良い影響を及ぼすからむしろ歓迎しているそうです。
という事でジェリコは、自身が1.4東京ドームで試合をすれば、それはジェリコが今まで以上のスターになります。そうなればWWEにとっても価値があるという事になるという考えです。また新日本プロレスにとっても、ケニーにとっても、さらにプロレス界にとっても価値があるとも。
そんなたジェリコですが、2010年にFozzyのライブツアーの為にWWEを離脱し、そしてWWEとの契約も終了していました。その後は短期間での復帰や、ハウスショーに定期的に出場しています。そして2016年には短期契約を延長しながら1年以上WWEに出場し続けていました。
しかし、ジェリコはRollingStone.comのインタビューで、現在WWEに戻る予定は無いと話しています。実際ジェリコは1月28日(日)からFozzyのライブツアーが始まります。この日WWEはロイヤルランブルPPVを開催しており、Foozyのライブツアーはレッスルマニア34が行われる4月8日(日)まで続きます。さらにFozzyは6月25〜27日にハンガリーで行われるFEZENフェスティバル、8月9〜12日イングランドで行われるブラッドストックフェスティバルにも出演する事になっています。
またジェリコのコメディ番組 “But I’m Chris Jericho!” のセカンドシーズンも12月7日にスタートしました。さらに先日出演したトラベルチャンネルのスペシャル番組も、シリーズ化する可能性もあるそうです。
1月22日(月)はRAWの25周年記念のスペシャル版が放送されますが、もしかしたらジェリコは登場するかもしれません。しかしロイヤルランブル、そしてレッスルマニア34に出場できない事が明らかになっているので、レギュラーとしての復帰はしばらく無さそうです。
そしてジェリコは来年10月27日(土)〜31日(水)にクルーズイベント “クリス･ジェリコのロックン･レスリング･レイジャー･アット･シー” が行われます。同イベントではROHによるトーナメントが開催されますが、もしかしたらこのクルーズイベントでジェリコはケニーと対戦するかもしれないという憶測がありました。
しかしジェリコはレスリング･オブザーバーのインタビューでそれを否定しています。ジェリコはこのイベントの責任者であり、ホストも務めなければなりません。さらにポッドキャストの収録も数回行うので、最初から試合をする事は考えていなかったとのこと。
ちなみにジェリコと新日本プロレスの契約は、1.4東京ドームの1回のみです。その後ジェリコはWWEにも出場する予定が無いので、同様に新日本プロレスにも出場する事もできないと思われます。
(情報：Wrestling Observer)
ジェリコはWWEだけでなくTV番組とかに出ているので、そちら関連のインタビューでも1.4東京ドームのケニー戦の事を聞かれているようですね。
