来年1.4東京ドームでジェリコと対戦するケニー・オメガ、2人の対戦をIWGPヘビー級王座戦とのダブルメインイベントにしろと主張しているようです。
東スポ 2017.11.11
■ケニー、US王座戦をダブルメインイベントに
来年1月4日(木)の新日本プロレス レッスルキングダム12 in 東京ドームで、クリス・ジェリコを相手にIWGP USヘビー級王座の防衛戦を行う事が正式決定したケニー・オメガ。
そんなケニーは、ROH遠征の前に東スポのインタビューに答え、ジェリコとの対決は世界的にも注目度が高い、そして既にUSヘビー級王座はナンバー2のベルトだから、1.4東京ドームではIWGPヘビーとUSヘビー級王座戦の “ダブルメインイベント” にした方が良いのではないかと主張しています。
しかしあくまでもメインイベントはオカダ・カズチカ vs. 内藤哲也のIWGPヘビー級王座戦という事で、試合順まではこだわりは無いようです。なので2013年に行われた、IWGPヘビーとIC王座のどちらをメインイベントにするかというファン投票を行うことまで要求していません。(※結果2014年の1.4東京ドームは中邑真輔vs.棚橋弘至のIC王座戦がメインイベントとなった。セミがオカダ・カズチカvs.内藤哲也のIWGPヘビー級王座戦。)
来年の1.4東京ドームのカードはまだ6試合分しか発表されていないので、ワールドタッグリーグ2017後に残りのカードが発表されてから試合順も決まる事になると思われます。その時はIWGPヘビーとUSヘビーのダブルメインイベントして発表されるのか?
また1.4東京ドームではセミで行われる事の多いIC王座だが、現IC王者の棚橋弘至はケニーの発言を受けて今後どんな主張をするのか?
そしてケニーと対戦する事になったジェリコですが、11月5日(日)パワーストラグル 大阪大会の第8試合終了後、会場のモニターにジェリコの挑戦表明の動画が流されました。実はこの動画は、大阪大会の2週間前にロサンゼルスで撮影されたものなのだそうです。撮影が行われる前に、新日本プロレスとジェリコは合意に至ったという事です。
ジェリコはケニーとの対戦は、8月のフロイド・メイウェザー vs. コナー・マクレガー戦が行われる過程を見て思いついたそうです。しかしジェリコの新日本プロレス参戦は、今のところこの1回だけの契約となっています。そしてジェリコはその後すぐにWWEに復帰するのではないかとの話もあるようです。来年1月22日(月)に放送開始25周年記念版のRAWが放送されますが、早ければこの日のRAWにジェリコが復帰するかもしれないとのこと。(※憶測なので、まだ決まったという話では無い。)
ケニーとの世界最高をかけた闘いを終えたジェリコであれば、今まで以上にRAWの観客はジェリコに大きな反応をする事が予想されます。それはAJスタイルズが新日本プロレスを経てWWEデビューしたように。
とは言っても、ジェリコの目的は来年10月下旬に行われるクルーズ・イベントだと思われます。ジェリコはほぼ実費でこの計画を行なっているそうです。
▼クルーズイベントで使われる船
そしてジェリコは現在フリーエージェントです。今年5月2日(火)のスマックダウンLIVE出場を最後に、WWEとの契約は終了しました。その後スマックダウンLIVEやハウスショーに出場していますが、あれは都度1回だけの契約だったそうです。
またジェリコはビンス・マクマホンに新日本プロレスに出場する事を事前に伝えていましたが、ビンスはそれを止めるような事はしていなかったそうです。数年前ジム・ロスが新日本プロレスの1.4東京ドームの実況をしましたが、その時も止めませんでした。(※その代わりWWEはジム・ロスが英国ITVのWOSレスリングのシリーズ番組の実況をしようとした時止めに入った。)
おそらく80〜90年代であれば、ビンスはジェリコを止めていたかもしれないそうです。
※参考:WWEはジェリコの新日本プロレス参戦を事前位知っていたか?
※参考:ジェリコvs.ケニーは、ジェリコの持ち込み企画だった
(情報:東スポ)
後ジェリコは今年のレッスルマニア33では、ユニバーサル王者としてケビン・オーエンズと対戦する予定だったそうです。しかしゴールドバーグが出場する事になったので、US王者に変更されてしまいました。