アダム・コールとアダム・ペイジがバレットクラブ入りした裏では、ある2人のレスラーがROHを去るかもしれないという話があるそうです。
Wrestling Observer 2016.5.11
■2人のレスラーがROHを去るかも?
(Possible Tow Wrestler Leaves ROH?)
現地時間5月8日(日)の新日本プロレス&ROHの合同興行でバレットクラブの新たなメンバーとなったアダム・コールですが、アダム・コールとROHの現在の契約は2017年4月で終了します。そしてWWEはコールの獲得に強い関心があるのだそうです。
ROHとの契約が終了を迎えるのはコールだけでは無く、現在ROHで活躍しているムースとロデリック・ストロングにも当てはまります。しかも2人の契約期間終了は間も無くです。
レスリング・オブザーバーによると、2人の契約更新に関しては順調に交渉が進んでいる分けでは無いようです。2人とも契約更新に関してはどうも関心が薄いとのこと。どちらか、もしくは2人共ROHから去ったとしても誰も驚かないほどの状況なのだそうです。
ムースに関しては、TNAも関心を持っており、TNAも高額なオファーを今月中にする可能性があるそうです。ただしTNAはギャラの遅配等、財政面に関して不安要素が多くあります。
またWWEは去年ムースに関心がありました。しかしWWEが提示した金額は低かったので、その時ムースはROHと契約する事を選びました。ムースはWWEが関心を示すだけの十分な身長があります。しかしWWEメインロースターやNXTのトップレベルの選手ほどの技術はありません。そして彼は現在32歳ですが、年齢は問題となります。新日本プロレスもムースに関心を持っていると言われています。
ロデリック・ストロングはムースほどの大きさは無いものの、レスリングの技術で言えば既に十分なほどです。昨年ストロングは新日本プロレス&ROHの北米合同ツアーで大活躍したものの、その後新日本プロレスで活躍する事が無かったのは彼の大きさだったと言われています。もし彼が100kg以上あれば変わっていたかもしれませんが、実際その後のG1で活躍したのはマイケル・エルガンでした。WWEも去年ストロングに関心を持っていたものの、結局ストロングもROHと1年契約(※ヤングバックスのような独占契約では無い)する事になりました。
そしてストロングは昨年末に結婚をしています。それにより彼の優先順位は変化していることは予想されます。そしてWWE(特にNXT)は以前よりも身長や大きさにこだわらなくなっている事は明らかです。
また現在ROHの選手たちにフラストレーションが溜まっているという噂もあるそうです。おそらくプッシュされないという事が原因のようですが、ROHが全員をプッシュして満足させる事は当然難しい事です。
(情報:Wrestling Observer)
ムースがWWEかTNAに行かなければ、もしかしたら第2のエルガンになる可能性はありそうですね。でもレスリング・オブザーバーも指摘しているように技術的な面ではエルガンとは差があるようですが。年齢もエルガンより上だし。
ストロングはNXT行きの可能性が高いのかな?もしくはEVOLVEかもしれませんね。