今年のG1クライマックスの出場選手&ブロック分け、そして全公式戦のカードが発表されたので、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーがG1の優勝者予想をしています。
Wrestling Observer 2016.6.29
■今年のG1で優勝するのは誰?
(Wrestling Observer Speculated on G1Tournament?)
6月27日(月)に行われた新日本プロレス キズナロード2016 東京・後楽園ホール大会で、G1クライマックス26の出場選手とブロック分けが発表されました。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、最近はG1優勝者が1.4東京ドームのメインイベントに出場する為、それを踏まえると今年のG1優勝者は棚橋弘至か内藤哲也になるのではないかと予想しています。なぜこの2人かというと、1.4東京ドームは年間最大の大会なので集客力のある選手が求められるからです。そしてオカダ・カズチカは少なくとも東京ドームまではIWGPヘビー級王座を防衛すると考えているようです。
また棚橋と内藤の次に可能性があるのは柴田勝頼。そして大穴ではケニー・オメガ、しかしオメガが優勝した場合、東京ドームを迎える前に内藤哲也に権利書争奪戦で敗れる事になるだろうと予想しています。
しかし新日本プロレスのリーグ戦は最後にどんでん返しがあるので、カードを見ただけでは予想は難しいとも指摘しています。
今年はニューカマーとしてケニー・オメガ、タマ・トンガ(実は唯一の米国人)、SANADA、イービル、YOSHI-HASHI、丸藤正道、中嶋勝彦が参戦しますが、やはり今年の初めに抜けた中邑真輔、AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズの穴を埋めるまでには至らないと見ているようです。しかも左肩の負傷からG1で復帰となる棚橋弘至は100%の状態とは考えにくい事もその要因の1つにあります。さらにROHはG1期間中大会が無いにも拘らず、ROHから誰もエントリーされていないで、若干のがっかり感があるようです。
また近年では2013年と2014年がベストではあったものの、2015年はそのレベルを維持できなかった。ただし2015年のラスト3日間は特に最高だったとも。
そして開幕戦の7月18日と、シリーズラストの8月12日・13日・14日の両国3連戦はケビン・ケリーとスティーブ・コリノによる英語実況も行われる可能性があるとのこと。
(情報:Wrestling Observer)
メルツァーは棚橋弘至と内藤哲也の名前を挙げていますが、本命は内藤哲也のようですね。でもイービルやSANADA、NOAHの2人は新日本プロレスでシングルマッチがまだ少ないので、未知数って部分が大きいのでしょう。あと丸藤と中嶋が出場してるのに、なんで2014年にAJスタイルズと名勝負を繰り広げた鈴木みのるがいないのか?と遠回しにボヤいてます。