どうやら鈴木軍は解散しないらしい

ノアから完全撤退となった鈴木軍、その後何の音沙汰も無いが、今後はどうなるのか?


KAMINOGE Vol.61 2016.12.21
どうやら鈴木軍は解散しないらしい

12月2日(金)と3日(土)の2日間、後楽園ホールとディファ有明でプロレスリング・ノア vs. 鈴木軍の最終決着戦が行われました。まず12月2日、負けたほうがノアから去るという条件で鈴木みのるが中嶋勝彦のGHCヘビー級王座に挑戦、試合は鈴木が以前から予告していた最後の時限爆弾が結局不発となったようで結局鈴木の敗北。そして試合後杉浦貴に裏切られた鈴木は、翌3日に杉浦と一騎打ちを行うがここでも敗北、KESも敗れて王座陥落し、これで鈴木軍はノアから完全撤退する事となってしまいました。
その後何の音沙汰も無い鈴木軍、タイチやデル・エスペラード、TAKAみちのく達はツイッター等のSNSのプロフィールから “鈴木軍” を削除してしまった為に、もしかしたら鈴木軍は解散するのでは無いかとの憶測や不安も広がっているようです。

しかしKAMINOGE Vol.61に鈴木軍のボス、鈴木みのるのインタビューが掲載されましたが、記事によると、どうやら鈴木軍は解散はしないようです。解散について聞かれた鈴木はむしろ “そう思ってる人もいるんだ?” と驚いているようす。3日ディファ有明大会の後、たしかし鈴木軍のメンバーは誰も “解散” については言及していませんでした。
そして杉浦戦の後、控え室に戻った鈴木は鈴木軍メンバーに対し “次のステージに行くか?” と言ったそうです。それに対しメンバー全員が返事をしたものの、今後に関しては一緒に行動できないのであれば鈴木軍から離れる事になり、必ずしも今までのメンバーで続くかは不明だそうです。そして新日本プロレスに戻ってくる可能性もあるが、あくまでも選択肢の1つだとか。

結局最後の時限爆弾は不発に終わりましたが、実はノア・プロレス事業のエストビー社(現ノア・グローバルエンタテインメント株式会社)への譲渡は、鈴木自身も東スポの記事で知ったそうです。鈴木の最後の時限爆弾発言は10月26日のインタビューが11月2日(水)発売の週刊プロレスに掲載されたもので、東スポのエストビー社への譲渡の記事は11月1日(火)の事でした。
そしてエストビー社へのノア・プロレス事業の譲渡は、ノアを支援していた新日本プロレスにも事前に知らされていなかったので、予定よりも早くノアから新日本プロレスの選手を引き上げさせたとの情報もありましたが、どうやらプロレス事業の譲渡により、予定とは違った形になった可能性がありそうです。

また鈴木はWWEについても話していて、中邑真輔やヒデオ・イタミ、そしてアスカなどの日本人のトップ選手がWWEと契約して、さらにNXTではより日本的なハードヒットな試合をしている事に、今後日本のプロレスが脅かされるのでは無いかと危機感を持っているそうです。そして実際中邑やイタミクラスのトップ選手にWWEが接触しているのを知っているとか。
各団体のトップ選手となると、数はだいぶ限られてきますが、一体誰それは誰なのでしょうか?現在WWEはトライアウトで、積極的にクルーザー級(93kg未満)の選手を探しているとの情報もあるが、TOP選手となればそれは話が別かもしれない!


※参考:鈴木軍のノア完全撤退のちょっと裏側



※KAMINOGE Vol.61:鈴木みのるのインタビューの他に、中邑真輔やヒデオ・イタミのインタビューもあるよ。


(情報:KAMINOGE Vol.61)


しかしノアの人は何で事前に知らせなかったんですかね?