1.4東京ドームでROH世界王座をアダム・コールに取り返されてしまったカイル・オライリー、どうやらオライリーの敗戦の理由はROHとの契約問題が関係していたようです。
Pro Wrestling Sheet 2017.1.4
■オライリー、ROHとの再契約を断る
2017年1月4日(水)新日本プロレスのレッスルキングダム11 in 東京ドームが行われ、その第5試合では昨年12月にアダム・コールを倒して新ROH世界王者となったカイル・オライリーとコールのリマッチが行われました。結果はコールが勝利し、オライリーからROH世界王座を取り戻す事になりました。
実はオライリーのROHの契約は昨年の12月31日(土)までとなっており、昨年中で再契約に至らなかったオライリーはフリーエージェントとして1.4東京ドームに出場していました。そして以前からROHと再契約にならなければ、1.4東京ドームでベルトを落とすかもしれないとの情報もありました。
プロレスリング・シートによると、オライリーは1.4東京ドームの数日前にROHの再契約のオファーを断って、現状の段階では再契約をしない事を伝えていたそうです。しかし、どうやらこれでROHとの関係が完全に終了したという訳では無く、オライリーは現在自身にどんなオプションが可能なのかを検討している段階なのだそうです。
オライリーは1月14日(土)のROHアトランタ大会(TV収録)に出場する予定だったが、現在では出場するかどうか分からない状況だそうです。またオライリーのタッグパートナーであるボビー・フィッシュは、すでにROHとの再契約にサインしているとの情報もあります。(※フィッシュは2月のROHに出場する事がすでに発表されている)
ちなみに現王者アダム・コールのROHとの契約は今年の4月までとなっています。そしてWWEは前からコールに関心がありました。(※以前トライアウトを受けているが、まだ見た目が若すぎるとの理由で落とされた)
昨年のベスト・オブ・スーパーJr.終了後にヘビー級転向宣言をしたオライリー、10月には柴田勝頼のNEVER無差別級王座にも挑戦していました。以前新日本プロレスもオライリーとの契約に関心があるとの情報もありましたが、オライリーもマイケル・エルガンのように新日本プロレスと契約するのか?それとも他の団体に行く事になるのか?
※参考:1.4東京ドーム 第5試合 試合結果
(情報:Pro Wrestling Sheet)
再契約しないで自分のオプションについて検討するというのは、一昨年でROHを退団したエルガンと同じ状況ですね。10日後にはROHのTV収録があるにもかかわらず、ベルトを落としたという事は今後に関しては全くの白紙という事かな?