ケニー・オメガと対戦したクリス・ジェリコですが、今回の新日本プロレス参戦でどれくらい稼いだのか? そして今年はケニー・オメガの辞めるかも騒動の心配はいりません。
Wrestling Observer 2018.1.10
■ジェリコは新日本でどれぐらい稼いだのか?
1月4日(木)に開催された新日本プロレス レッスルキングダム12 in 東京ドームの第8試合で、ケニー・オメガのIWGP USヘビー級王座に挑戦したクリス・ジェリコ。34分36秒の激闘の末、ジェリコはパイプ椅子の上に片翼の天使を決められて敗れてしまいました。
ジェリコは昨年11月5日(日)パワーストラグル 大阪大会で、突如会場のモニタに登場しケニー・オメガに挑戦表明。さらに12月11日(月)のワールドタッグリーグ2017 福岡大会では、会場に登場しケニー・オメガを襲撃。そして1月5日(金)ニューイヤーダッシュ!! 後楽園ホール大会では内藤哲也を襲撃しました。レスリング・オブザーバーによると、具体的な数字は不明ですがジェリコはこの一連の出演で、WWEの最後の6ヶ月で稼いだのとほぼ同じ額を稼いでいたのだそうです。メインロースターの最低賃金は2年前で125,000ドル(約1,400万円)です。それにPPVボーナス等が追加されます。という事で、少なくとも数百万という事は無さそうです。
ジェリコは2017年5月2日(火)のスマックダウンLIVEまでレギュラーとしてWWEに出場し続けました。しかし2017年に入ると、ジェリコはFozzyの新アルバム作成の為にハウスショーの出場はかなり少なくなっていました。ただし最後の6ヶ月間にはサバイバーシリーズ、ロイヤルランブル、そしてレッスルマニア33と、WWEの4大PPVのうち3つがあります。(※ジェリコはロイヤルランブル戦に60分13秒も出続けていた。)
ジェリコは1.4東京ドームの前に、ケニーvs.ジェリコを実現させたドン・キャリスと “Talk Is Jericho” を収録。そこで最初の新日本プロレスからのオファーの金額が低すぎた事が明らかにされました。その後キャリスが何とかしたようですが、最終的にかなりの額を稼いでいたようです。
そしてジェリコは、1月5日後楽園ホール大会で内藤哲也との抗争を始めました。現在2人の対決が計画されているのは、関係者曰く3月25日(日)のロサンゼルス大会なのだそうです。しかしこの日はジェリコのバンドFozzyのツアー中となっている為(※この日ライブは無いが)、もしかしたら6月9日(土)の大阪城ホール大会になるかもしれません。
ロサンゼルス大会のチケットは1月29日(月)から販売開始となっています。それまでには出場選手が発表される事になると思われが、対戦カードに関してはおそらくニュービギニング・シリーズの後になると思われます。しかしジェリコはFozzyのツアーがある為にニュービギニング・シリーズには来日する事ができません。もし再びジェリコが内藤を襲撃するとなると、ロサンゼルス大会前にチャンスがあるのは、3月21日(水)ニュージャパンカップ決勝の新潟・長岡大会のみとなります。もし襲撃を行わないとすれば、映像での対戦要求になるかもしれません。
もしくはロサンゼルス大会で再び内藤を襲撃して、6月9日の大阪城ホール大会で対決という可能性もありそうです。
※おまけ
▼Fozzyのスケジュール
・1月:28、30、31
・2月:1、3、4、6、7、8、9、11、12、13、28
・3月:1、2、3、4、7、8、9、10、11、13、15、16、27、28、29、30、31
・4月:2、3、4、5、6、7、8、20、21、22
・7月:25〜27
・8月:9〜12
ちなみにジェリコに勝利したケニー・オメガは、新日本プロレスとの契約を1年延長で合意したそうです。なのでケニーの契約期間は2019年1月31日(木)までとなっています。そして新日本プロレスは内藤の後にジェリコと対戦する選手として検討しているのは、オカダ・カズチカだけだそうです。しかし棚橋弘至もジェリコと対戦する可能性はあるかもしれません。
※参考:内藤とクリスがツイッターでも抗争開始
※参考:ケニーvs.クリスは、ドン・キャリスのアイデアだった
※参考:1.4 レッスルキングダム12in東京ドーム 試合評価
(情報:Wrestling Observer)
ただWWEは給料に移動&宿泊費が含まれていますが、ケインのような一部のレスラーはWWEが用意しています。ジェリコがどちらかは不明ですが、ケインの年俸は約1億円だそうです。