今年の1.4東京ドームと大阪城ホール大会に出場したクリス･ジェリコ、しかし新日本プロレスの米国大会にはよほどの事がない限り出場しない方針のようです。なぜなのか？ そしてROHが来年MSG大会へ！
PWInsider 2018.6.12
■クリス･ジェリコは新日本の米国大会に出場しない？
ROHは米国テレビ放送会社シンクレア･ブロードキャスト･グループ傘下の会社ですが、このシンクレア･ブロードキャスト･グループのCEOクリストファー･リプリーはボルチモア･ビジネス･ジャーナルのインタビューで、来年ROHがマディソン･スクエア･ガーデン(以下MSG)で大会を開催すると明かにしたそうです。また現在ROHを売却する予定が無いとも言及していたとか。
今までシンクレア･ブロードキャスト･グループがROHのことを言及した話題はほとんどありませんでした。過去2014年のファイナルバトルPPVで返金騒動があって、ROHはシンクレアから経費削減を言い渡されたというのがあります。最近ROHはレッスルマニアウィークに行ったスーパーカードオブオナーXIIで観客動員数5,879人を記録したり、ROHと契約しているコーディ･ローデスとヤングバックスの自費興行ALL INのチケットが30分で売り切れになったりと勢いがあります。なのでようやくシンクレアもROHを気にするようになったのかもしれません。
シンクレアは多くの地方局やケーブルTVを保有･運営していて、最近ではトリビューン･メディアを買収予定(まだ合意には至ってないらしい、米連邦通信委員会と司法省の承認が必要になるからだそうです。)で、この買収により米国の72％の世帯をカバーする事になるそうです。さらに年間の収入は43億ドル(約4,750億円)が見込まれているとか。
またMSGに関しては、しばらくの間WWEがMSGを独占的に使用していたという話もあります。しかし最近になってWWEはバークレイズ･センターを多く使用するようになりました。最近両社に何かあったようで。MSGはWWE以外の団体にも使用させるようになったとの噂も。メキシコのAAAが9月にMSGで大会を行います。
さらにPWInsiderによると、MSGは来年のレッスルマニア･ウィークの間使用の受付をしていないので、もしかしたらその期間にROHがMSGで大会を行うのではと推測しています。
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6月9日のドミニオン 大阪城ホール大会で内藤哲也に勝利して新IWGP IC王者となったクリス･ジェリコ。ジェリコはインサイド･ザ･ロープスのインタビューで、新日本プロレスから7月7日のG1スペシャル in サンフランシスコで試合をしてほしいと要求されていた事を明らかにしました。しかしそれ相応のギャラでない限り米国ではWWE以外に出場する事は無いと明言しています。同様にALL INの出場も断ったとのこと。ジェリコは6桁と言ってますので、約100万円〜999万円の間くらい。
ジェリコはビンス･マクマホンへの忠誠心が強いので、ビンスを裏切るような事はしたく無いとのこと。(ギャラが多ければビンスを説得できると考えている。それは過去の発言からも明らかだと思います。)
(情報：PWInsider)
