TNAのTV放送は延長のようだが、危機的状況は変わらず

TNA ディクシー・カーター

TNAの放送は9月いっぱいで打ち切られると言われてきましたが、どうやらもう少し続く事になったようです。しかし危機的な状況は依然続くようです。


Wrestling Inc 2015.9.18
TNAのTV放送はまだ危機的状態
(TNA’s Future on TV Air Still In Jeopardy)

TNAは先日放送されたチームTNA vs. チームGFWのリーサル・ロックダウン戦に勝利した事で、ジェフ・ジャレット率いるGFW軍団をTNAから追い払う事に成功しました。

そしてTNAの社長ディクシー・カーターは、スポーツ・イラストレーテッドのインタビューで、現在TNAを放送しているデスティネーション・アメリカ(以下DA)がTNAの放送を9月いっぱいで打ち切るという噂について言及しました。
ディクシー社長:“デスティネーション・アメリカとTNAの間には今年の年末まで契約があります。そして2016年の契約についても協議中です。”

またPWInsiderによると、当初のTNAとDAの契約では39エピソードを放送する事になっていて、それは10月7日まで続く事になっていました。そして、おそらくTNAとDAは2016年の2月まで契約を延長している可能性がある。しかし、それはオプションのようなものかもしれないと報じています。

そしてレスリング・オブザーバーでは、TV放送を続ける代わりに通常よりも安い金額の放映料か、ROHのように放映料無しで合意した可能性があると報じています。これは去年のスパイクTV打ち切りの時のように、次の放送局が見つかるまでのオプションのようなものだと思われます。
そしてTNAは7月末のTV収録以降、収録は行っていないので、10月からは未公開試合の編集版のようなものになるようです。TNAは海外向けにアングル無しの試合も収録していたということです。今のところ10月以降TV収録の予定は無いですが、11月にインドでTV収録を行うかもしれないとの噂はあります。
(※ROHはDAから放映料をもらわずに放送しています。そういう契約とのこと。)

※参考:ジャレット完全にTNAを手放す

(情報:Wrestling Inc)