今年の1.4東京ドームの北米PPVをプロモートしたジェフ・ジャレット(GFW)ですが、来年の北米PPVの話はまだ聞こえてきませんが、新日本とGFWの関係は現在どうなっているのでしょうか?
Wrestling Observer 2015.10.7
■ジャレットは1.4東京ドーム北米PPVのプロモートに興味があったが
(Jeff Jarrett has expressed interest in promoting Wrestle Kingdom)
以下、レスリング・オブザーバーより
ジェフ・ジャレットは来年も新日本プロレスの1.4東京ドーム北米PPVのプロモートをすることに関心を示していました。しかし現在ジャレットと新日本で交渉は行われておりません。両社間での交渉が減退しているのは、主に新日本側によるものだそうです。
ジャレットと新日本に距離が開いてしまったのは、ROHサイドが新日本の北米PPVをプロモートすることに関心を持っているので、新日本はROHと進める事を望んでいる可能性がある為とのこと。
条件が同じであれば、ジャレットサイドはSNSを上手に使って宣伝が行え、すでに実績があるのである程度の予測を立てることができます。そしてROHの長所は、中継車両を持っていることです。
そして10月12日のキング・オブ・プロレスリング両国大会の英語実況にROHのケビン・ケリーが担当しますが、ROHはこのプロジェクトとは無関係とのことです。そしてケビン・ケリーも、自分から新日本にアプローチしたわけでも無くオファ−があったことに驚いたと自身のポッドキャストで言っています。そしてこのオファーがかなり高額であったとも言っているので、今年の1.4東京ドームで実況したジム・ロスや、米国AXSで放送中の新日本プロレス・リターンズの英語実況しているマウロ・ラナーロにオファーが出来なかったという事ではありません。
実際ジム・ロスもラナーロも新日本からのコンタクトはありませんでした。新日本は米国市場を本当に理解していないと思われます。
(情報:Wrestling Observer)
新日本はジム・ロスやラナーロの事を知らなかったのか、交渉するのが面倒くさかったのか、それとも出来無いのか?
あと、米国でのジム・ロスとラナーロの新日本の実況はとても評判が良いし実績もあるのに残念ですね。ユーザーが伸びない原因も見えてくるような、見えないような……。
そしてGFW自体も上手くいってないようで、1回目のTV収録は無料チケットありで3,000人ほど集まったのが、2回目のTV収録はまた無料チケットを配っても1,000人しか集まらなかったそうです。どちらともキャパ6,000人の会場です。ハウスショーも当初は500人くらい来ていたのが、最後の方は250人くらいまで落ちていたし。11月以降のスケジュールもまだ発表されていないです。そもそも当初のコンセプトは無名だけど才能ある選手&新日本とAAAの選手を集めることだったのに、今は現TNAや元TNAの選手が中心ですからね。しかもTNAと同じ六角形リングで。新日本の日程と被ってたし。