AJスタイルズ&アンダーソン&ギャローズとTNAの交渉内容が明らかに(前編):カール&ギャロは報酬に不満だったらしい

AJスタイルズ

AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズがTNAと契約直前だったという話が出てきましたが、TNAと3人の交渉内容が明らかになりました。その前編です。


PWInsider 2016.1.22
なぜTNAは必敗したのか?:前編
(What Went Down with TNA)

現地時間1月22日(金)TNAはAJスタイルズ、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズの3人と契約交渉をしていて、一旦合意には至っていたものの、その後一方的に反故にされたとの声明を発表しました。

PWInsiderによると、関係者の話ではAJスタイルズとTNAが復帰に関して交渉し始めたのが、2015年11月だったそうです。そして交渉は12月まで至り、毎日のように行われていたそうです。その後この交渉にカール・アンダーソンとドク・ギャローズも加わりました。その時2人は新日本プロレスを離れる事を考えていたそうです。その理由は幾つかあったそうですが、そのうちの1つが、バレットクラブのグッズ売り上げに対して、彼らは自分達の報酬に不満があったそうです。

またTNAは昨年選手や従業員等の給与未払い問題が度々報じられ、資金難に陥っていると思われていますが、高額の報酬だったカート・アングルが1月末で契約が終了する事、そしてインドや英国を始めとする多数のTV契約、そして今年から米国POP TVとも契約したので、かなり多額の放映権料を手にしているそうです。

TNAが主張するように3人は12月14日にTNA社長のディクシー・カーターの家で “サミット” と呼ばれる話し合いを行いました。そこにはTNA副社長のジョン・ガブリックもいました。話し合いとしては決して上手くいった分けでは無いようですが、しかしその日にストーリーラインが決定し、彼らのユニット名とロゴも決定し、AJスタイルズは1月に(TNAのPOP TVデビューに合わせて)TNAに復帰し、アンダーソンは新日本プロレスとの契約が1月末まで残っている為に、スタイルズの後に続く形でアンダーソンとギャローズがTANに登場するという事になったそうです。そして2016年の前半はこの3人がTNAのストーリーの中心になる事にもなっていたようです。

※:後編に続く!

(情報:PWInsider)


WWEが3人にオファーしたのは少なくともTNAとの交渉の後、12月14日以降だったようですね。どこかでこの話を聞きつけたんでしょう。