AJスタイルズ&アンダーソン&ギャローズとTNAの交渉内容が明らかに(後編):なぜ交渉は破断したのか

AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズがTNAと契約直前だったという話が出てきましたが、TNAと3人の交渉内容が明らかになりました。その後編です。


PWInsider 2016.1.22
なぜTNAは必敗したのか?:後編
(What Went Down with TNA)

※前編:AJスタイルズ&アンダーソン&ギャローズとTNAの交渉内容が明らかにの続き。

その後TNAは3人に契約書にサインするよう求めました。しかし3人はその場ではサインせず、その後3人だけで話し合い、修正案を持って再びTNAの戻ってきました。そしてTNAは彼らの案を受け入れました。AJスタイルズの契約内容はは3年契約+オプションが1年だったようです。アンダーソンとギャローズに関しては何年契約かは確かめられなかったとのこと。そしてTNAと3人は合意書にサインしました。しかしそこに弁護士はいなかったそうです。しかしAJスタイルズのエージェント兼弁護士のビル・ベーレンスは自分不在で合意書にサインをしたことに不満を持っていたそうです。ベーレンスは自分無しでの合意は認められないとして、TNAとの交渉は再び行われる事になりました。クリスマス休暇中にTNAの弁護士が契約書を作成していましたが、クリスマスシーズンはビジネスがストップするので、それが遅れに繋がりました。しかしTNAはPOP TVデビュー用の収録の最終日の為に、AJスタイルズの飛行機のチケットを用意していました。しかしその後TNAは。AJスタイルズとアンダーソン、ギャローズとの連絡が取れなくなったそうです。

結局のところ、WWEは新日本プロレスの選手を奪おうとした分けでは無く、TNAがAJスタイルズ、アンダーソン、ギャローズを加えて、プロレス団体として持ち直す事を阻止したかったようです。

これが関係するかは不明ですが、AJスタイルズは10月12日の新日本プロレスの両国大会で腰を負傷し、その後長時間飛行機に乗っていた事で悪化させてしまったと言われています。そして10月23・24日のROHを欠場し、11月21日から始まった新日本プロレス ワールド・タッグ・リーグを28日で欠場し、残りのシリーズも全て欠場する事になってしまいました。レスリング・オブザーバーも指摘していましたが、腰の状態が良くない中で激しい試合を続けていくのが厳しいので、米国を拠点とする事を考えていたのかもしれません。
またAJスタイルズはウィル・オスプレイをTNAに調べるように提案をしていたそうです。なのでオスプレイは1月末のTNA英国ツアーに参加する事になりました。

※:前編はこちら!

(情報:PWInsider)


WWEが3人にオファーしたのは少なくともTNAとの交渉の後、12月14日以降だったようですね。どこかでこの話を聞きつけたんでしょう。でもWWEがアンダーソンにオファーした金額はTNAより低かったってオブザーバーに書いてあったような?