2月26日のROH 14周年記念PPVに新日本プロレスのトップ選手達が出場しましたが、同時に米国市場への積極的な参入も検討しているとか。
Wrestling Observer 2016.3.2
■米国市場参入を検討する新日本プロレス
(New Japan looking to break into the U.S. market)
現地時間2月26日(金)ラスベガスでROH 14周年記念PPVが行われました。同大会の目玉の1つとして、新日本プロレスのトップ選手、棚橋弘至、オカダ・カズチカ(with 外道)、石井智宏、後藤洋央紀、KUSHIDA、ケニー・オメガ達が出場しました。
レスリング・オブザーバーによると、米国で新日本プロレスを放送しているAXS TV Fights(米国ケーブルTV会社AXS TVの格闘技専門ブランド)のCEOアンドリュー・サイモンが同大会に訪れていたということです。
そして同大会はPPV配信されましたが、番組放送中にAXSの新日本プロレスの番組が、今週放送分より実況がジム・ロス担当になるとして、グラフィックとともに宣伝されました。
さらにオブザーバーは、この件で新日本プロレスの親会社のブシロードは、新日本プロレスの米国市場参入をより積極的に考えている。しかも新日本プロレス単独での参入を考えているように思われると指摘しました。
ちなみに新日本プロレスのワールドプロレスリング・リターンズを放送しているAXS TVは、新日本プロレスからではなく、日本で番組を制作・放送しているテレビ朝日から購入しています。そしてジム・ロスと交渉したのはAXS TVです。
(情報:Wrestling Observer)
去年は全く積極的でなかったとオブザーバーは指摘していましたね。AXSの新日本プロレスはヒットしたのに、もっと大きなケーブルTV会社と交渉すらせずにAXSと契約延長を決めてしまったとか。交渉したのはテレビ朝日ですが。去年だったらまだ中邑真輔やAJスタイルズといった米国で人気のある選手もいたんですが、でもWWEに行った事で新日本プロレスが米国でも注目される要因にもなっているので、まだ十分にチャンスはあると思います。早い方が良いと思いますが。