WWEクルーザー級トーナメントに出場する事が噂されていたリコシェは、ツイッターでそれを否定しました。そして新日本プロレスのベスト・オブ・スーパジュニア23に出場するつもりのようです。(※まだ新日本プロレスから出場者の発表は無いので)
青空プロレスNEWS 2016.4.11
■リコシェがBOSJ出場宣言&GCSの出場は否定
最近になってWWE行きの噂が広まり始めたリコシェは、4月10日(日)東京・両国国技館で行われた新日本プロレス インベージョン・アタック2016の第4試合、リコシェ&サイダル vs. 六本木バイスのIWGP Jr.タッグ王座防衛戦に敗れてしまい、同王座から陥落してしまいました。
そしてリコシェは試合の後、以下のツイートでWWE行きの噂を否定しました。そして5月21日(土)から始まるベスト・オブ・スーパジュニア23に出場する事を宣言しました。なお、まだ新日本プロレスからはBOSJの出場者に関して正式発表はされていません。
Okay, guys listen. I will NOT be in the Global Cruiserweight Tournament.
One reason, I'll be in Japan winning BOSJ. Again.
— Ricochet (@KingRicochet) 2016年4月11日
“みんな聞いてくれ、自分はグローバル・クルーザー級シリーズには出場しない。理由の1つは、もう一度日本でBOSJに勝利するからだ。”
リコシェが六本木バイスに敗れた結果、WWE行きの噂がさらに広まってしまい、このようなツイートをしたのだと思われます。リコシェのWWE行きの噂も元はおそらくレスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーと思われます。メルツァーは “もしリコシェが六本木バイスに敗れてJr.タッグのベルトを落とすような事があれば、それはリコシェがクルーサー級トーナメントに出場するサインだ。” と言っていて、さらにリコシェはクルーザー級トーナメントの収録が行われる6月後半のブッキングを受け付けていない、そして新日本プロレスはマット・サイダルのタッグパートナーを探しているとも指摘していました。
しかしリコシェは現在ルチャ・アンダーグラウンドと契約中で、少なくとも現在収録が行われているサードシーズンの放送終了後(2017年)の半年間は契約上、WWEと契約する事は出来ないし、出場する事もできません。(※リコシェはプリンス・プーマとして出場していて、また別キャラクターとして新日本プロレスにも出場しているので若干不明点もありますが)
メルツァーもルチャ・アンダーグラウンドの契約の事は知っているので、リコシェのWWE行きに関しては憶測の範疇として指摘しています。しかし他のニュースサイトでもこの話は扱われているので、噂が広まってしまいリコシェも対応せざるを得ない状況になってしまったようです。
またリコシェは4月29日(金)の新日本プロレス レスリング火の国に出場しますが、この日はルチャ・アンダーグラウンドの収録は影響しません。ルチャ・アンダーグラウンドの収録はあと、4月16日・17日、そして5月7日・8日・14日・15日の6日間残っています。
5月3日(火)のレスリングどんたく2016に出場する事は発表されていませんが、スケジュール的には出場可能です。また5月21日(土)から始まるBOSJもスケジュール的には問題無さそうです。
おそらくBOSJで優勝すれば、6月19日(日)大阪城ホールで行われるドミニオンで、KUSHIDAのIWGP Jr.ヘビー級王座に挑戦する事になるでしょうから、その際はWWEクルーザー級トーナメントの出場は日程的に難しくなります。
※:インベージョン・アタック2016の結果はこちら
※:レスリングどんたく2016の対戦カード
(情報:リコシェのツイッター)
WWEクルーザー級トーナメントのおかげで、WWE以外の選手にも注目が集まるようになったので、いろいろ大変そうですね。あとウィル・オスプレイもベスト・オブ・スーパジュニア23に出場する噂があります。今年のBOSJは豪華になりそうですね。