[新日本プロレス] 謎の時限爆弾、レスリング・オブザーバーはどんな推測をしているのか?

8.14G1両国大会から登場した謎の時限爆弾動画、何かを意味しているらしいが、レスリング・オブザーバーはこの時限爆弾をどのように推測しているのか?


Wrestling Observer 2016.10.26
謎の時限爆弾、レスリング・オブザーバーの推測

8月14日(日)のG1 両国大会<優勝決定戦>の第6試合開始前に、突然時限爆弾の映像が流されました。その爆弾のカウントダウンはすでに始まっていて、11月5日に爆発するようにセットされています。この映像が何の意味を示すかの説明は無く、ちょっとずつヒントを出していくティザー広告の部類の演出だと思われ、後になって映像に大阪の街並み、そして胎児(?)、開花、日本・イギリス・メキシコ・アメリカの国旗も映像に追加されました。
爆発する11月5日と大阪とで、11月5日(土)開催のパワー・ストラグル 大阪大会で何かが起こる事を意味しているのを連想するのは容易ですが、残りの胎児、開花、日本・イギリス・メキシコ・アメリカの国旗が何を意味しているのかは明確な答えが出ないままです。

レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、この映像は鈴木軍の新日本プロレス復帰ではないかと考えていて、映像に出てくる国旗が鈴木軍のメンバーを以下のように表しているのではないのかと推測しています。

鈴木みのる → 日本
デイビーボーイ・スミスJr. → イギリス
 ※スミスJr.自身はカナダ出身だが、お父さんはイギリス出身
ランス・アーチャー → アメリカ
※メキシコの国旗については触れていないが、出身地不明の設定だがメキシコ帰り感のあるエル・デスペラードが当てはまるかもしれない。

しかし鈴木軍は11月5日は静岡県沼津市でNOAHのグローバル・リーグの試合があるので、この日新本プロレスの大阪の会場に登場する事はかなり難しい状況です。
そして鈴木軍では映像の最初に出てくる胎児と開花のイメージとの関連性が薄いと思われます。あと1つ気になるのが、メキシコの国旗だけ180度回転した状態で出てきます。日本・イギリス・アメリカは正しく出てくるので、メキシコに特別な意味があるのか、もしくは逆にあまりないのか?

▼メキシコは逆さま

▼メキシコの正しい国旗

▼他は問題ない(日の丸は逆さまにはならないが)


どうやら状況を見ると、レスリング・オブザーバーはこの時限爆弾に関する情報は持っていないようです。新日本やROH等の会社間で何か大きな事を行う場合は、リーク情報が出てくる事も多いので、もしかしたら今回はそのような大きな計画では無いのかもしれません。
またイギリス → メキシコ → アメリカの順で海外武者修行に行っているカマイタチではないかとの推測もありますが、現在ROHに参戦中のカマイタチは、現地時間10月29日(土)のTV収録に出場する事になっているので、もしかしたらそこで今後の事が分かるかもしれません。

▼時限爆弾の動画


(情報:Wrestling Observer)