11月15日新日本プロレス シンガポール大会を観戦していた木谷高明オーナーに週刊プロレスが直撃取材、木谷オーナーは新日本プロレスの今後、そしてプロレス事業が譲渡されたNOAHについて語りました。
週刊プロレス 2016.11.22
■木谷オーナー、今後の新日本プロレスを語る
11月15日(火)シンガポール・マリーナ・ベイ・サンズで開催された新日本プロレス シンガポール大会、今回は新日本プロレスの単独開催ながら1,300人の観客を動員し一定の成功を納めました。
そんなシンガポール大会を観戦していた新日本プロレス 木谷高明オーナーに週刊プロレスが直撃インタビュー、それが11月22日(火)発売号に掲載されました。
今回のシンガポール大会ではイービル(C) vs. 柴田勝頼のNEVER王座戦も行われたが、木谷オーナーは来年はもっと海外進出、並びに海外でのタイトルマッチを増やしたいと考えているようです。特に米国には積極的に取り組んでいきたいとも。そして選手の増加から選手全員に短期〜長期の海外遠征のチャンスがあっても良いのでは、また1.4東京ドーム等のビッグイベントには全員が必ず出場するのは難しいので、選手の出場回数は押さえた上で大会数を増やしたいとの考えがあるようです。その際別ブランドを作っても良いのではとも話しています。
今年1月〜2月にかけて中邑真輔やAJスタイルズ、飯伏幸太等の5人の主力選手が抜けたが、結果的に内藤哲也率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの台頭、アミューズとの提携でリング外でも選手の露出が増えた事でむしろ去年より観客員数が増えたそうです。そして内藤哲也がIWGPヘビー級王座を戴冠した4月10日(日)のインベージョン・アタック 両国大会で早くも結果を残せたとも。とはいえ2月〜3月は本当に大変だったそうです。
今後に関しては今年3大会しかなかったライオンズゲートの大会数を増やしたいと考えていて、試合に出場できない若手中心で年30回程度の興行を開催したいそうです。そして新日本プロレスに出場できない他団体の選手もラインズゲートなら出場させる事も可能ではないかと。
また11月1日(火)のプロレスリング・ノアのプロレス事業が、ノア・グローバルエンタテインメント社(旧エストビー社)に譲渡された事については、木谷オーナーはまだ状況を把握できていないようで、現在困っているとのこと。
※参考:新日本プロレスとノアの関係は業務提携だった
(情報:週刊プロレス)
インタビューを読んでみると、計画しているというよりまだ木谷オーナー個人の意見として話しているようです。なのでインタビューで話した事が現実になるかは不明と考えた方が良さそうですね。青木真也の時に話していたが、最終判断は新日本プロレスの “現場” の人達にあるようなので。
ノアに関しては新日本プロレスに説明が無かったのか、新日本プロレスが木谷オーナーに説明していなかったのか、どっちなんだろう?