インパクト・レスリングの名称が消滅して、GFWに変更か?

Global Force Wrestling

今年TNAからインパクト・レスリングへ社名を変更したが、さらに社名が変更される可能性があるそうです。


PWInsider 2017.6.30
さようならインパクト・レスリング

今年1月ディクシー・カーターはTNAの株の85%を、カナダのTV会社アンセム・スポーツ&エンターテインメントに売却。カーターは少数株主として残るが、TNAの経営から事実上手を引く事になりました。そしてアンセムはジェフ・ジャレットを復帰させ、新たなクリエイティブ・チームを結成させています。そしてそして2月にはTNAの運営会社TNAエンターテインメントの社名をインパクト・レスリングに変更していました。
さらに4月にはジェフ・ジャレットの団体GFWを合併させた事を発表していましたが、6月28日にはGFWを買収したと発表しています。
テネシー州ナッシュビルの地方紙のザ・テネシアンは、インパクト・レスリングがGFWを買収したのは、同社の社名をインパクト・レスリングからGFW(グローバル・フォース・レスリング)に変更する為だと報じているそうです。そして社名変更は、現地時間7月2日(日)※日本では7月3日に行われる第15回スラミバーサリーPPVで発表されるようです。

以前TNAはディスカバリー・コミュニケーションズ系列のケーブルTV会社のデスティネーション・アメリカで放送されていましたが、その時にもジャレットによるTNA買収の話はありました。しかしその後ジャレットは保有していたTNAの株式を全てカーターに売却しています。
その後デスティネーション・アメリカとの契約は打ち切られ、2016年からTNAはPOP TVで放送される事になったが、2016年後半当時TNAの社長だったビリー・コーガンがTNA買収を画策、しかしTNA株の85の所有者であるTNA会長のカーターがそれを拒否すると、コーガンはTNAの収録を肩代わりしていた分の180万〜270万ドルの返済を求めてTNAを訴えていました。TNAは返済能力がなかった為、当時TNAの少数株主だったアンセム・スポーツ&エンターテインメントが肩代わりをしました。そして買収に至る事になります。

一方ジェフ・ジャレットのGFWは、ジャレットがTNAに復帰してからほぼ活動がありませんでした。(※合併されてGFWのベルトだけが残った状態だった。)

(情報:PWInsider)