[新日本プロレス] WWEがヤングバックスに対し “Too Sweetポーズ” の使用禁止を通告:UPDATE

ヤングバックスはWWEによってToo Sweetポーズの使用を禁止されてしまいました。それはどうやらヤングバックスが販売しているグッズに関してのようです。


Wrestling Observer 2017.9.27
WWEがToo Sweetポーズの使用禁止を通告

バレットクラブのヤングバックス、マーティ・スカル、ハングマン・ペイジ、そしてコーディ・ローデスと妻のブランディ・ラネルズは、9月25日(月)WWE RAWが行われる会場で1998年のDXによるWCW侵略のパロディを行なっていました。

しかし翌日WWEはヤングバックスに対し、Too Sweetハンドジェスチャーの知的財産権侵害行為の停止通告書を送りました。それは今後も侵害を続けるならば15万ドル(約1,700万円)損害賠償を請求するというものです。
レスリング・オブザーバーによると、WWEが知的財産権を侵害しているとして指摘しているのは、ヤングバックスが販売している “The Young Bucks Too Sweet Journey” のDVDセット、”Too Sweet” Tシャツ、”Too Sweet” レギンス、そしてヤングバックスが “Too Sweet” ジェスチャーをしている写真だそうです。
そしてWWEの停止通告書では、これらのアイテム毎に15万ドル(約1,700万円)損害賠償を請求され、さらに関連グッズの利益や裁判費用までも請求の対象となるとのこと。
問題なのはあくまでもこのハンドジェスチャーで、Too Sweet自体はWWEは権利を持っていません。また新日本プロレスもハンドジェスチャーに関する商品も無いと思われるので、少なくとも今回対象となるのはヤングバックスの商品だけとなるようです。
ただしWWEは2015年までこのハンドジェスチャーに関しては商標登録していませんでした。ヤングバックスが最初にハンドジェスチャーのTシャツを販売したのは2013年です。
WWEから警告を受けた商品に関しては、ヤングバックスのネットショップからは既に削除されているようです。またヤングバックスやバレットクラブのTシャツやグッズは米国アパレル小売りチェーンのホットトピックでも販売されていますが、ハンドジェスチャーが含まれているものは無いそうです。(※ホットトピックで販売されたヤングバックスのTシャツは、過去3ヶ月で10万着以上だとか)

▼警告を受けたグッズ





※参考:バレットクラブのRAW侵略は何で行われたのか?

※参考:WWEがヤングバックスに対し “Too Sweetポーズ” の使用禁止を通告


(情報:Wrestling Observer)


どのグッズもある程度日数が経っているので、ヤングバックスにとってそれほど大きな損害では無さそうですね。販売数が大きいホットトピックの方は問題ないので。