10月10日に行われたキング･オブ･プロレスリング 両国大会一体何が起こったのか？
新日本プロレス 2017.10.9
■キング･オブ･プロレスリングで何が起こった？
10月9日(月)東京･両国国技館で開催された新日本プロレス キング･オブ･プロレスリング 両国大会。その第3試合では、IWGP Jr.タッグ王者の田口隆祐&リコシェ組に、ロッキー･ロメロが監督を務めるというロッポンギ3K(3000)が挑戦。そしてロッポンギ3Kとして現れたのは、9月23日(土)まで海外武者修行でROHに出場していた小松洋平と田中翔。2人は米国でSHO & YOとして活動していたが、新日本プロレスでのリングネームは “SHO & YOH” になるそうです。
そして試合はSHO & YOHが連携技や合体技を駆使して勝利し、帰国後早々に新IWGP Jr.タッグ王者になりました。最後はリコシェにフラップジャックとコンプリートショットの合体技を決めたが、技名は “3K” だそうです。
続く第4試合は、IWGPタッグ王座トルネード･イリミネーション戦。タマ&タンガとウォー･マシンは協力してKESを攻めるが、KESは底力を見せてタンガ･ロアにキラーボムを決めてタマ&タンガを敗退させる。そしてハンソンにはテーブルの上にキラーボムを決めて、KESがタッグ王座を防衛しました。
第6試合が始まる前に、例の謎映像の最新版が公開されました。映像の最後に “SWITCHBLADE IS COMING” と表示され、どうやらスウィッチブレイドさんがやって来るようです。
スウィッチブレイドと言えば、元WWE NXTのサミ･キャラハンは以前ディーン･アンブローズとスウィッチブレイド･コンスピラシーというチームを組んでいたが関係はあるのか？
しかしキャラハンはスウィッチブレイドが登場すると思われる11月5日(日)大阪大会の日は、メキシコのザ･クラッシュに出場しています。そして4日も米国AAWで試合をしているので、その日は日本に来られません。
またジェイ･ホワイトはそろそろROH遠征が終わりそうな感じだが？
第7試合はKUSHIDA(C) vs. ウィル･オスプレイのIWGP Jr.ヘビー級王座戦。過去4度試合をして全てKUSHIDAが勝利している2人だが、この日はオスプレイがKUSHIDAのバック･トゥ･ザ･フューチャーとホバーボードロックを変形ダイヤモンドカッターで切り返すと、最後はオスカッターを決めてKUSHIDAからついに初勝利。そして新IWGP Jr.ヘビー級王者となりました。
そんなオスプレイの前に、以前から対戦要求をしていた高橋ヒロムが現れる。しかしマーティ･スカルも現れると、スカルはヒロムの手を取って指ポッキンしてしまう。痛さでのたうち回るヒロム、その隙にスカルはオスプレイに挑戦表明。オスプレイもベルトを掲げて応える。そして2人が戻っていくと、状況を理解したヒロムはジタバタしてしまう。
続く第8試合は、内藤哲也 vs. 石井智宏の権利証争奪戦。今年石井に2連敗している内藤は、前哨戦から石井のヒザを集中攻撃。この日も石井のヒザを狙う内藤。しかし石井も強烈なパワーボムやブレーンバスターで反撃。しかし内藤は高角度ジャーマンスープレックスや首から落とすグロリアでさらに石井の首を集中攻撃。そして最後はランニング･デスティーノから正調式デスティーノを決めて勝利。内藤が権利証を守り抜きました。
メインイベントの第9試合は、オカダ･カズチカ(C) vs. イービルのIWGPヘビー級王座戦。オカダの首を狙うイービルは、試合中盤レフェリーが倒れているすきにリングにパイプ椅子を大量に放り込む。そしてG1の時のように、パイプ椅子の上でダークネスフォールズを狙うが、オカダにフランケンシュタイナーで切り返されて、逆に頭からパイプ椅子の山に叩きつけられてしまう。
イービルはタイガー&ドラゴンスープレックスで反撃するが、イービルのイービルを抜け出したオカダはスクリュー･ツームストンパイルドライバーを決める。そして最後はレインメーカーを叩き込み勝利。IWGPヘビー級王座を防衛しました。
試合後、外道は権利証を石井から守った内藤を呼び出す。内藤は権利証の防衛戦を1回しかやらないと宣言していて、さらにこの日が年内のIWGPヘビー級王座戦が最後だったので、来年の1.4東京ドームのメインイベントはこの2人で決定したようです。
そして試合後のバックステージでは、CHAOSのメンバーがオカダを祝福。そこにロッポンギ3KのSHO & YOHもいたので、2人はCHAOS入りとなったようです。
※参考：10.9両国 キング･オブ･プロレスリング 試合結果
(情報：新日本プロレス)
