レスリング・オブザーバーの2015年1月4日(日)東京ドーム「WRESTLE KINGDOM 9 in 東京ドーム」の★採点を振り返る。
Wrestling Observer 2015.1.7
■レスリング・オブザーバーの試合評価
※満点は★★★★★です。
※評価は試合時間に影響される傾向にあります。
第0試合 ニュージャパンランボー
キャプテン・ニュージャパン、獣神サンダー・ライガー、エル・デスペラード、グレート・カブキ、TAKAみちのく、藤原喜明、タイチ、ヒロ斉藤、タイガーマスク、田中翔、中西学、小松洋平、タマ・トンガ、YOSHI-HASHI、〇永田裕志
※脱落順
※:最後まで残る (26分9秒)
WON採点:★1/2
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第1試合 IWGP Jr.タッグ王座4WAY戦
〇カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ(C)
vs.
KUSHIDA&アレックス・シェリー
vs.
✕アレックス・コズロフ&ロッキー・ロメロ
vs.
ヤングバックス
※:チェイシング・ザ・ドラゴン (13分1秒)
WON採点:★★★★
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第2試合 6人タッグマッチ
〇本間朋晃&天山広吉&小島聡
vs.
✕高橋裕二郎&バッドラック・ファレ&ジェフ・ジャレット
※:こけし (5分35秒)
WON採点:★★1/4
※ジェフ・ジャレットがアメリカでのPPV放送をプロデュース、そしてバレットクラブ入りもしていた。現在ジャレットはWWEで裏方のプロデューサーをしている。
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第3試合 8人タッグマッチ
〇丸藤正道&矢野通&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト
vs.
✕飯塚高史&シェルトン・ベンジャミン&ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.
※:虎王 (5分5秒)
WON採点:★★
※この時新日本プロレスはNOAHを支援していて、NOAHに参戦していたスペル・クレイジーが暴露してしまった。この後鈴木軍のNOAH侵攻が始まる。(※鈴木軍は2016年末にNOAHから完全撤退)
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第4試合 完全決着ルール
✕桜庭和志 vs. 〇鈴木みのる
※:逆落としからのスリーパーでレフェリーストップ (9分11秒)
WON採点:★★★3/4
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第5試合 NEVER無差別級王座戦
✕石井智宏(C) vs. 〇真壁刀義
※:キングコングニードロップ (12分23秒)
WON採点:★★★★1/2
※このリマッチは同年10月12日のキング・オブ・プロレスリングまで続いた。
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第6試合 IWGP Jr.ヘビー級王座戦
〇ケニー・オメガ(C) vs. ✕田口隆祐
※:片翼の天使 (13分20秒)
WON採点:★★★3/4
※前年新日本プロレスに移籍したケニーはバレットクラブに加入、最初はジュニアの選手だった。ジュニアでは思うような活躍ができずにWWE移籍も考えたとか、しかし翌年AJスタイルズのWWE移籍でヘビー級に転向しその後ザ・クリーナーとして大活躍。
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第7試合 IWGPタッグ王座戦
✕ドク・ギャローズ&カール・アンダーソン(C)
vs.
〇柴田勝頼&後藤弘起
※:PK (9分10秒)
WON採点:★★★1/2
※ギャローズ&アンダーソンは翌年AJスタイルズと一緒にWWE移籍。今年4月に新型コロナの影響もあり解雇されその後インパクト・レスリングと契約。そして来年1月16日にケニーと組んで試合をする事に!
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第8試合 シングルマッチ
✕内藤哲也 vs. 〇AJスタイルズ
※:雪崩式スタイルズクラッシュ (14分25秒)
WON採点:★★★★1/4
※内藤になら何してもいいという雰囲気が定着し始めたころ?
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第9試合 IWGP IC王座戦
〇中邑真輔(C) vs. ✕飯伏幸太
※:ボマイェ (20分12秒)
WON採点:★★★★★
※ジム・ロス実況でアメリカ&カナダでPPV放送、この試合で中邑はアメリカでも人気爆発。そして翌年WWEに移籍。今はセザーロとのタッグで頑張っている。
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第10試合 IWGPヘビー級王座戦
〇棚橋弘至(C) vs. ✕オカダ・カズチカ
※:ハイフライフロー (30分57秒)
WON採点:★★★★3/4
※この東京ドーム大会の北米PPV放送の購入は14,000〜20,000だったらしい。ROHやインパクト・レスリングより多かったので大成功と考えられている。当初1万も行かないと思われていた。新日本プロレスがアメリカでの大会を単独開催するのは2017年7月ロサンゼルスで行われたG1スペシャル in USA。
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オブザーバー読者による評価
※WK9はどうだった?
・良かった:373票(100%)
・まあまあ:0票(0.0%)
・悪かった:0票(0.0%)
※ベストマッチ
・中邑真輔 vs. 飯伏幸太 237票
・棚橋弘至 vs. オカダカズチカ 132票
※ワーストマッチ
・ニュージャパンランボー 114票
・矢野&ノア vs. 鈴木軍 97票
・本間&天山&小島 vs. バレットクラブ 66票
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※観客動員数:36,000人(満員)
※この時まだ新日本プロレスは実数発表していない。
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※参考:1月4日・5日 レッスルキングダム15in東京ドームの対戦カード:UPDATE
※参考:12.23後楽園ホール Road to 東京ドーム 試合結果
※参考:オブザーバーの12.11 ワールドタッグリーグ&ベスト・オブ・スーパーJr.優勝決定戦 試合評価
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(情報:Wrestling Observer)
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