[新日本プロレス] レスリング・オブザーバーの4.10 インベージョン・アタック2016 試合評価

レスリング・オブザーバーが4月10日(日)東京・両国国技館で行われた「インベージョン・アタック2016 両国大会」の★採点を公開しました。デイブ・メルツァーの寸評つき。


Wrestling Observer 2016.4.13
レスリング・オブザーバーの試合評価
(Wrestling Observer Rating on Honor Rising)

※満点は★★★★★です。
※寸評はレスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによるものです。

第1試合:タッグマッチ
田口隆祐&ジュース・ロビンソン
vs.
バッドラック・ファレ&高橋裕二郎
※バッドラックフォール(3分45秒)
WON採点:1/2
※寸評:この試合には特に良い所が無かった。

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第2試合:6人タッグマッチ
小島聡&永田裕志&ライガー
vs.
矢野通&桜庭和志&YOSHI-HASHI
※バックドロップホールド(7分6秒)
WON採点:★★1/2
※寸評:良い動きはあったものの試合時間が短かった。桜庭は7日後にRIZINでの試合を控えている。

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第3試合:タッグマッチ
石井智宏&後藤洋央紀
vs.
イービル&BUSHI
※スライディングラリアット(10分36秒)
WON採点:★★★1/2
※寸評:良い試合だった。後藤にはブーイング、そしてイービルには声援が送られていたので、観客は熱心なロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのファンが多かったのでしょう。

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第4試合:IWGP Jr.タッグ王座戦
リコシェ&マット・サイダル(C)
vs.
ロッキー・ロメロ&バレッタ
※ストロングゼロ(15分48秒)
※六本木バイスが新Jr.タッグ王者に!!
WON採点:★★★★1/4
※寸評:バレッタはお腹にテーピングしていましたが、肋骨の肋軟骨が遊離している浮遊肋骨だったそうです。そしてこの試合では英語実況のケビン・ケリーとスティーブ・コリノが本当に良い仕事をしました。

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第5試合:IWGP Jr.ヘビー級王座戦
KUSHIDA(C) vs. ウィル・オスプレイ
※ホバーボードロック(15分07秒)
※KUSHIDAが王座防衛に成功!
WON採点:★★★★1/2
※寸評:オスプレイは先日他界したクリス・トラヴィスのタイツを着用していました。この試合は4月初旬に行われたオスプレイ vs. リコシェ、中邑真輔 vs. サミ・ゼイン戦に匹敵する内容だった。オスプレイ vs. リコシェほどアスレチックでは無かったものの、しかしこの試合はストーリーとサイコロジーにおいては3試合の中で最高だった。もしNXTの観客だったらもっと良くなったと思う。中邑・ゼイン戦は100でで始まり100で終わったが、クシダ・オスプレイ戦は、オスプレイの知名度の問題もあり0から始まったが、終わりは100になった。オスプレイにとって素晴らしいデビュー戦だった。

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第6試合:NEVER 6人タッグ王座戦
オメガ&マット&ニック(C)
vs.
棚橋&エルガン&ヨシタツ
※雪崩式合体エルガンボム(14分46秒)
※棚橋&エルガン&ヨシタツが新NEVER6人タッグ王者に!
WON採点:★★★3/4
※寸評:入場時にニックはニュー・デイに挑戦要求し、オメガは先週(レッスルマニア・ウィークで)みんな無駄使いしたから自分を観ていろと言っていました。試合はオメガとヤングバックスが、首の怪我から復帰したヨシタツの首を狙うというストーリーがあったが、コーディ・ホールの怪我で3人は少し動揺していたようです。

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第7試合:NEVER王座戦
柴田勝頼(C) vs. 天山広吉
※PK(10分47秒)
※柴田が王座防衛に成功!
WON採点:★★★1/2

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第8試合:IWGPタッグ王座戦
真壁刀義&本間朋晃(C)
vs.
タマ・トンガ&タンガ・ロア
※ゲリラ・ウォーフェア(16分54秒)
※ゲリラズ・オブ・デステニーが新IWGPタッグ王者に!
WON採点:★★★
※寸評:序盤はゆっくりした展開だったが、だんだん良くなりました。しかしタンガ・ロアはまだ慣れていないようでスペシャルな事は何も出来なかったようです。

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第9試合:IWGPヘビー級王座戦
オカダ・カズチカ(C) vs. 内藤哲也
※デスティーノ(28分50秒)
※内藤が新IWGPヘビー級王者に!
WON採点:★★★★1/4
※寸評:観客はトップクラスのメインイベントのように歓声をあげていました。2013年内藤は棚橋を破ってG1を優勝し、翌年の1.4東京ドームでオカダ・カズチカに挑戦しました。しかしファン投票により実質セミに降格させられてしまいました。それらのすべてがこの試合に意味をもたらしている。内藤は当初期待されていたものの、近年は上手くいっていませんでした。まるでロマン・レインズのように。WWEにトップ選手4人が移籍し観客動員が落ちてきていたが、ここにきて超満員札止めにする程強い回復を見せました。内藤への声援には本当に驚きました。それは1.4東京ドームとほとんど変わらず、WWEファストレーンPPVよりもほんの少し多く、UFCのほとんどの大会よりも多かったと思います。
タイミングが重要となるこの業界で、新日本プロレスと内藤哲也は、適切なタイミングでそのトリガーを引きました。新日本プロレスは、ロマン・レインズへのブーイング問題に悩むWWEに解決方法を示す形になりました。

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オブザーバー読者による評価
※4.10両国大会はどうだった?
良かった:215票(99.5%)
普通かな:0票(0.0%)
悪かった:1票(0.5%)

※ベストマッチ
KUSHIDA vs. オスプレイ:176票
オカダ・カズチカ vs. 内藤哲也:29票
リコシェ&サイダル vs. 六本木バイス:9票

※ワーストマッチ
田口&ジュース vs. ファレ&裕二郎:118票
真壁&本間 vs. タマ&タンガ:57票


※参考:4.10両国大会 試合結果

※参考:インベージョン・アタック2016 情報まとめ


(情報:Wrestling Observer)


今年はケニー・オメガ、そして内藤哲也と2人一気にトップ・スター選手へと押し上げましたね。新日本プロレスの選手は凄いですね。一番評価の高いのがKUSHIDA vs. オスプレイ戦ですが、オカダ vs. 内藤は評価以外の所で凄い価値のある試合だったのではないでしょうか。あんだけ介入があってもそれなりの評価がある分けだし。
あと試合時間が短いと評価が低くなる傾向があります。顕著に。