9月16日に行われたディストラクション in 広島で一体何が起こったのか?
新日本プロレス 2017.9.16
■ディストラクション広島で何が起こった?
9月16日(土)広島・広島サンプラザホールで開催されたディストラクション in 福島、その第3試合では六本木バイス・ファイナル・マッチが行われました。試合はチェーズ・オーエンズにストロングゼロを決めて六本木バイスが有終の美を飾る。しかし試合後裕二郎はマイクを取って、再びバレッタに新日本プロレスのヘビーを舐めるなと挑発、そしてバレッタにシングルでの対決を要求して帰っていく。最後ロメロとバレッタは六本木バイスとして最後のハイタッチをする。
第5試合は田口隆祐&リコシェ(C) vs. 金丸義信&タイチのIWGP Jr.タッグ王座戦。試合は田口とリコシェの合体技が炸裂して、田口がオーマイ&ガーアンクルで金丸からタップを奪い王座防衛に成功。
試合後2人の前に現れたのは六本木バイスを解散したばかりのロッキー・ロメロだった。ロメロは監督は1人だけじゃない、俺も監督だ。大きくて強くて早い、3,000倍素晴らしいチームを投入するそ。ロッポンギ3Kがそのベルトを狙う。じゃあお楽しみにと言って帰っていく。しかしリコシェは、俺達のJr.タッグ王座はフォーエバーだと言い返す。
はたしてロメロが連れてくるロッポンギ3Kとは?
続く第6試合はIWGPタッグ王座3WAY戦、ウォー・マシーンがデイビーボーイ・スミスJr.にフォールアウトを決めて、9月10(日)福島大会に続いて王座防衛に成功。しかし24日(日)神戸大会でまたIWGPタッグ王座3WAY戦が行われる事になっている。
第8試合はKUSHIDA(C) vs. エル・デスペラードのIWGP Jr.ヘビー級王座戦。デスペラードは試合途中でムチ攻撃をするが、何とか耐えたKUSHIDAはホバーボードロックからのバック・トゥ・ザ・フューチャーで3カウントを奪い王座防衛に成功。
試合後KUSHIDAの前に現れたのはウィル・オスプレイだった。オスプレイはBOSJとプロレスW杯で負けたが、まだ魂とパッションまではやられていない。Jr.ディビジョンをネクストレベルにしなければならない、変革が必要なんだ。だから両国国技館で再びKUSHIDAに挑戦すると言うが、そこに高橋ヒロムまで現れる。
以前からオスプレイとの対戦を希望していたヒロムだが、オスプレイは右ストレートでヒロムを殴ってKO。そしてオスプレイとKUSHIDAは睨み合ってから、ヒロムを残して帰ってし行く。
次の両国大会は10月9日(月)のキング・オブ・プロレスリングになるので、そこでオスプレイがKUSHIDAのJr.ヘビー級王座に挑戦する事になると思われます。一方オスプレイを倒してJr.ヘビー級王座挑戦を計画していた高橋ヒロムの今後はどうなってしまうのか?
メインイベントとなる第9試合の棚橋弘至vs.ザック・セイバーJr.のIWGP IC王座戦。ザックの関節技に何とか対応する棚橋、しかしザックは棚橋の痛めている右腕を狙って追い詰める。さらに鈴木みのるまで介入するが、マイケル・エルガンが現れて鈴木を追い払う。すると棚橋がツイスト&シャウト3連発からのスリングブレイド、そしてハイフライフローを叩き込み3カウント。何とか王座防衛に成功する。
そして試合後マイクを取った棚橋は、次の挑戦者は自分で指名すると言い出し、飯伏幸太を呼び出す。そして棚橋は俺の挑戦を受けてくれと言うと、飯伏はOKといって帰っていく。
例年だとこの後のIC王座戦は11月の大阪大会で行われるので、11月5日(月)のパワー・ストラグル大阪大会で飯伏は棚橋のIC王座に挑戦する事になると思われます。
またこの日ゲスト解説を務めた真壁刀義。鈴木みのるからも名指しされたが、やってやると言っていたので、今後2人の対決があるかもしれない。
※参考:9.16 ディストラクション in 広島 試合結果
(情報:新日本プロレス)