ハルク・ホーガン、WWEから解雇される

ハルク・ホーガン

7月24日(木)の夜にWWE.comからハルク・ホーガンに関する情報が全て削除されましたが、この問題についてWWEから声明が発表され、同時にハルク・ホーガンの契約解除も発表されました。問題はホーガンの人種差差別発言にありましたが、それは噂の過去のラジオのものではなく、自身のSEXテープ問題の資料の中にあったようです。


Wrestling Observer 2015.7.24
ハルク・ホーガン、WWEから解雇
(Hulk Hogan’s WWE contract terminated)

現地時間7月25日(金)の午前、WWEはハルク・ホーガンとの契約を解除した事を発表しました。
以下WWEの声明です。

WWEはハルク・ホーガン(本名:テリー・ボレア)との契約を解除しました。
我々は世界中のファン、パフォーマー、そして従業員の多様性について、全てのバックグラウンドが明らかになってもその人を称賛し受け入れる事を約束します。

この発表のあと “The National Enquirer” は、ホーガンの未公開の(2006年頃の)SEXテープの中に、ホーガンがNワードを含む人種差別用語を何度も使用していた事を明らかにしました。それは彼が娘のブルック・ホーガンの音楽活動の資金提供を、何者かに依頼していた時の会話の中で使われていました。

以下ホーガンの会話の一部です。*があるところが汚い言葉です。
“I don’t know if Brooke was f*cking the black guy’s son,”

“I mean, I don’t have double standards. I mean, I am a racist, to a point, f*cking n*ggers. But then when it comes to nice people and sh*t, and whatever.”

何故The National Enquirer(RadarOnline)がホーガンのSEXテープの一部を持っていたかというと、以前米国オンラインメディア “ゴーカー・メディア” がホーガンのSEXテープを掲載した事で、ホーガンはゴーカー・メディアを健康障害と100万ドル(約1億2,400万円)の損害賠償で訴えていました。
この訴訟の為にゴーカー・メディアが裁判の準備をしている時、公開してないSEXテープの中にホーガンが人種差別発言をしている箇所がある事を発見しました。噂では、それがThe National Enquirerに売られてしまったそうです。

(情報:Wrestling Observer)