IWGPヘビー級王座戴冠にはならなかったケニー・オメガですが、すでに標的はUS王座トーナメントに向いているようです。
東スポ 2017.6.15
■ケニー、US王座トーナメントの意気込みを語る
5月3日(水)レスリングどんたく2017でバッドラック・ファレに勝利しIWGPヘビー級王座を防衛したオカダ・カズチカは、試合後ケニー・オメガを次期挑戦者として指名。そして6月11日(日)ドミニオン in 大阪城ホール大会でオカダのIWGPヘビー級王座に挑戦したケニーだが、試合は60分で決着がつかず引き分けとなりオカダの防衛となった。
60分戦い抜いた2人だが、7月1日(金)・2日(土)のロサンゼルス大会に2人は出場する事になっている。ロサンゼルス大会ではオカダはコーディ・ローデスの挑戦を受ける事になっていて、ケニーは初代US王座決定トーナメントに出場します。
そんなケニーはおなじみ東スポのインタビューを受け、IWGPヘビー級王者としてロサンゼルス大会に挑むつもりだったが、オカダには勝てなかったので、US王座トーナメントでベストパフォーマンスを約束すると答えています。
そいてケニーはトーナメントのライバルとして、前IC王者の内藤哲也の名前を挙げ “決勝は俺と内藤になるんじゃないか?” とも。そして “ICも中邑真輔が獲るまでクソベルトだった、巻く人間によって価値が変わる。IWGPヘビーは忘れないけど、US王座を強い存在にしたい。” と、US王座への意気込みを語っています。
しかし気になるのは、US王座は今後どこで防衛戦が行われるのか?新日本プロレスの米国での大会は、今のところ7月のロサンゼルス大会のみとなっています。木谷高明オーナーは4月のインタビューで7月のロサンゼルス大会が成功すれば、来年米国に本格進出したいとも話しています。
もし提携団体のROHで行われる事になるとしたら、どうやら意図的に米国内で試合をしていない可能性があるケニー・オメガはどうなるのか?
ケニーは新日本プロレス所属になって、ヘビー級に転向してからはビザの問題もあり米国内で開催されたROHには2大会しか出場していません。さらにビザ問題が解決した後もROHの出場はカナダ限定となっており、それはケニーに米国で試合させないとの判断があったっとの情報もありました。
今年の新日本プロレス&ROH北米合同ツアーにもカナダ・トロント大会しかし出場しなかったケニー。ビザ発給の遅れがあったとの情報もありましたが、実はビザの問題は関係無く、米国内でのROHの大会に出場する予定は無かったとの情報もあります。
またケニーはヘビー級転向前に1度だけPWGに出場しています。しかしヘビー級転向後はPWGだけでなく、ROHの2回以外は米国で試合をしていません。今年の1.4東京ドームの後はチリと英国、そしてアイルランドで試合をしただけでした。
もしケニーが初代US王者になれば、再びROHで試合をするようになるのか?それとも米国内での新日本プロレスの大会が頻繁に行われるようになるのか?
またケニーは “ビッグマッチで負ける度に、WWEに行くの?と聞くのはもう止めて欲しい” とも話しています。
(情報:東スポ)